【含み損】インデックス投資って結局どうなの?

インデックス投資がおすすめとは聞いて積み立てNISAを始めたけど、今年は下がりっぱなしだし、むしろ含み損なんだけど、本当に正解なの

今年は様々な要因で株価も下落し、不安に思うことも多いですよね?

この記事では、なぜインデックス投資がおすすめなのかを解説します。

 

今回読んだ本は、

お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解

月間50万PVの投資本の要約を発信するYouTubeチャンネル「聞いてわかる投資本要約チャンネル」のYouTuberタザキさんの著書です。

 

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このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。

 

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1章 何のために投資するのか?
  • 第2章 敗者のゲームにならないために
  • 第3章 投資手法の最新研究
  • 第4章 欲望をコントロールする

 

以下に「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

インデックス投資とアクティブ投資

市場の平均リターンを目指すものが「インデックス投資

一方で、平均よりも高いリターンを獲得するために、手間と時間を惜しまない投資が「アクティブ投資」

アクティブな投資信託が、インデックスファンドに長期的に勝ち続けられるのは「2割だけ」

 

 

ミスを減らすことで勝てるゲーム

投資は、ミスを減らすことで勝てるゲーム。

攻撃的になり、大成功を目指すよりも、ミスを少なくなるするほうが、結果的に勝ちやすい。

ミスを少なくする方法は、とにかく「余計な資金移動をしない」こと。

 

 

資金移動で起こる3つのミス

1.タイミングのミス

多くの投資家は、相場のピークやそれに近いところで大量に投資信託を購入し、大底が近づくと資金を引き上げている。

2.移動先のミス

雨の日には晴れの日があるように、悪い成績の次にいい成績が来ていたはずが、余計な動きをしたせいでリターンを潰してしまっている。

3.投資期間のミス

投資は、短期間で見れば「マイナスサムゲーム」

全体では手数料分だけマイナスになる。

「長期投資」になれば、投資先の企業が「新たな価値」を生み出すことにより、参加者全員が勝つことがあり得る。

 

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3つの手数料を侮らない

投資信託には、大きく3つの手数料がかかる。

①買付手数料②信託報酬③売却手数料。

アクティブ運用は一般的に手数料が高いため、アクティブ運用がインデックスファンドと同じ投資効果を上げるには、市場よりも年間4.3%も上回るリターンを上げなくてはならない。

 

 

長期投資でリスクは増える

運用期間が長期化するほど運用資産額が取りうる上下の幅は拡大する。

つまり、長期投資でリスクは増える。

投資期間が長くなると、最終的な損害「発生率」は減少するが、潜在的な「損失額」は大きくなる。

 

 

高配当投資はどうなの?

高配当投資は「資産形成期」には不向き。

「資産形成期」とは、投資を生活費の頼りに取り崩す必要がなく、資産を大きくすることを目的とする時期のこと。

まだ資産が小さいときには、リターンを再投資して複利運用していった方が、将来的に大きな資産を築くことができる。

配当で受け取ると税金がかかるため、税金面で損をしてしまうので、配当金を再投資しても資産形成の効率は悪くなってしまう。

一方で、年間数%の配当は、すでに大きくなった資産を運用していくには十分で、投資額が大きければ大きいほど向いている。

 

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優待投資はどうなの?

株の優待は、日本独自の文化。

世界基準では、優待は株のリターンとは考えていない。

残念ながら、日本株の売買シェアは6割以上が外国人投資家である。

 

 

まとめ

今回は、インデックス投資に対して、アクティブ投資や高配当投資、優待株投資がどうなのか?という点についてまとめてみました。

アクティブ投資がインデックス投資を上回るには、4.3%を超えるリターンが必要、と言われると、インデックス投資がいいですね。

 

高配当投資で数%の配当金を得る、ということにおいても、税金面でインデックスを上回るのはなかなか難しいのかもしれません。

ちなみに私は高配当投資を行なっていますが、まだまだ引退するのは先だと考えているので、将来の資産運用を考えて、あえて高配当投資を行なっています。

もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。