【AI】ロボアドバイザーで投資ってどうなの?

資産運用を始めたいけど、ウェルスナビなどのロボアドバイザーってどうなんだろう?

老後に向けた正しい資産運用を知りたい!

なぜ自分は資産運用に失敗してしまうのか?

どの投資信託を買えばいいのか?

 

誰だって投資で失敗したくないですよね?

投資に詳しくない自分が投資について考えるより、AIが投資を勝手にしてくれた方が勝率が高いのでは、とは思いませんか?

そのAI投資「ウェルスナビ」の代表取締役なら、投資を理論的に考えて、AIに覚え込ませていると思います。

 

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今回読んだ本は、

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

柴山和久さんの著書です。

 

◆柴山和久さんとは◆

ウェルスナビ代表取締役CEO。

2000年より9年間、日英の財務省で、予算、税制、金融、国際交渉に従事。

次世代の金融インフラを日本に築きたいという思いから、2016年に世界水準の資産運用を自動化した「ウェルスナビ」をリリース。

 

 

◆ウェルスナビとは◆
ロボアドバイザーによる個人資産運用サービス。預かり資産の1%の手数料で、上場投資信託(ETF)を運用。預かり資産は2,500億円、口座数は31万を突破している。

 

このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1章 5つの失敗から学んだ投資の鉄則
  • 第2章 時間と世界を味方につける資産運用とは?
  • 第3章 日本の資産運用はガラパゴス化している
  • 第4章 日本人が知らなかった正しい資産運用
  • 第5章 人間の脳は資産運用に向いていない
  • 第6章 テクノロジーガラパゴス実現する豊かな未来
  • 第7章 お金から自由になったら何をしたいか

 

以下に「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

元財務官僚の5つの失敗とは

1.銀行の特別待遇に舞い上がった

2.「過去のリターンの実績」で選んだ

3.銀行のブランドだけで判断した

4.オススメされた株にそのまま投資した

5.「有名だから」と投資した

 

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テーマ投信の「過去のリターン実績」が高い理由

テーマ投信は、その時々で盛り上がっているキーワードをテーマにしているのでイメージしやすく、わかった気になりやすいため、初心者に人気。

テーマ投信は、数多くの投資テーマが新たに考え出され、ごく少額の投資信託として生まれる。その時点ではまだ販売されず、リターン実績が良かったものだけ販売される。

投資テーマがブームを迎えると大きく値上がりし、ブームが過ぎると一気に売られて大きく値下がりするため、過去のリターンだけで判断してはいけない。

まだブームが来ていないテーマを選ぶことが大切。

 

 

世界水準の資産運用の仕組みとは

資産規模10兆円のウォール街の資産運用アルゴリズムも大きくは変わらない。

「長期・積立・分散」の資産運用が、資産運用の世界的なスタンダード。

 

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10年以上(できれば20年以上)の長期投資

過去には、「ドットコムバブル」の崩壊、「リーマンショック」「ユーロ危機」など、国際的な金融危機が発生している。

金融危機によって資産は一時的には減りますが、「長期・積立・分散」残した資産運用を続けていけば増えていく。このシミュレーションのどの10年間を切り取っても、リターンはプラスになる。

 

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毎月一定の金額を投じる積立投資

積立投資それ自体に、分散投資のようなリスクを減らす効果はない。

しかし「相場が上がったときに強気になって投資をし、相場が下がったときにパニックになって売ってしまう」という心理的に陥りがちな罠を避けることができるので、結果的に上手くリスクをコントロールすることができる。

 

 

世界中のさまざまな資産への分散投資

さまざまな資産を組み合わせることで、リスクを減らして安定的に資産運用ができる。

リーマンショック当時、株価は大暴落しており、S&P500は42%、日経平均は35%下落していた。

一方で米国債や、安定資産とされる金の価格は上昇していた。あらかじめ異なる値動きをする資産に広く分散して投資しておけば、相場が大きく下がるリスクをある程度は吸収できる。

 

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コア・サテライト運用が大事

海外の機関投資家や富裕層の多くが、「コア・サテライト運用」の方針にのっとって資産を運用している。日本政府の年金基金(GPIF)も同様。

コア・サテライト運用とは、「長期・積立・分散」の資産運用を7割以上に保ち、短期投資は3割以下に抑える投資手法のこと。

忙しい人は無理にサテライトに資産を回す必要はなく、コアだけで問題ない。

 

 

投資信託を選ぶ3つの基準

1.投資対象とする市場全体をカバーしているかどうか。

2.純資産総額1000万円以上

日本で売られている投資信託の8割は純資産総額が100億円未満。赤字になったりすると、運用停止になり、償還されてしまうリスクがある。

3.コストパフォーマンスが良いか

 

 

リバランスは1年に1度行う

リバランスとは、値上がりした資産を売り、値下がりした資産を買うこと。

リバランスを行うと、中長期的に資産運用のリスクを下げつつリターンをあげられる

値上がりした資産のっとって一部を売ることで税金が発生する可能性があるので、多くても半年に1度にする。

 

 

近い将来AIがプライベートバンカーになる

富裕層にとって、専属のプライベートバンカーはとても頼りになる。

近い将来AIが私たち一人一人のプライベートバンカーになる日がやってくる。AIが一人一人に合わせた最適な資産運用を自動的に行い、私たちはそれを時々チェックし、方向性について指示するだけで済むようになる。

 

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まとめ

今回は、ロボアドバイザーのウェルスナビの代表取締役の本について、気になったことをまとめてみました。

このような考え方をしっかりとAIに覚え込ませているのであれば、ある程度の実績は上げてくれそうですね!

もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。