【資産形成】つみたてNISAの次に始めたい投資方法
インデックス投資がおすすめとは聞いて積み立てNISAを始めたけど、正直ちょっとつまらないし、個別株にも興味がある…
資産運用を始め、インデックス投資以外も気になってきた方も多いと思います。
この記事では、インデックス投資に手を加えた、コア・サテライト投資という投資手法を解説します。
今回読んだ本は、
「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」
月間50万PVの投資本の要約を発信するYouTubeチャンネル「聞いてわかる投資本要約チャンネル」のYouTuberタザキさんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第1章 何のために投資するのか?
- 第2章 敗者のゲームにならないために
- 第3章 投資手法の最新研究
- 第4章 欲望をコントロールする
以下に「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
コア・サテライト投資とは
コア(中核)で、パッシブ運用(インデックス投資など)から得られるリターンを狙い、サテライト(衛星)で、個別株式やアクティブファンド、新興国株式、不動産、暗号資産などから得られるアクティブなリターンを狙う手法。
大部分のインデックス運用で、確実に市場平均を取りつつ、決められた予算内でテンバガーを狙うようなアクティブ運用を行えば、リスクを限定的に留めつつ「インデックス超え」を目指せる。
一般的にはコアを7割から9割、残りをサテライトにするものが良いとされる。
コア・サテライト投資は攻守のバランスをとりやすい
サテライトであるアクティブ運用は、常に行う必要はない。
「休むも相場」なので、自分が良いと思う投資先が見つからない時には、どこにも投資しなくていい。
勝算のある投資先が見つからない時は、黙って現金での準備金を増やして待つこともできる。
ただのインデックス運用になっても十分合格点。
リバランスもしやすい
リバランスはすべきか
長期投資をする場合でも、保有しっぱなしの「バイアンドホールド戦略」と、配分を調整する「リバランス戦略」では結果が変わる。
リバランスをすれば必ずリターンが増えるというものではないが、必ずリスクを減らすことができる。
リバランスの方法
資産形成期であれば、比率が少なくなった資産を買い増すことでリバランスを行うのが良い。
売却で資産形成ペースを落とし、売却手数料を支払うよりも、資産形成期は金融資産への入金を増やすのが大切。
リバランスのタイミング
リバランスの頻度を決めるにあたって考慮すべきなのは、理想的な配分からずれることより生まれる「非最適化コスト」と買い替えにかかる手数料のコスト。
リバランスは年に1回が最もポピュラー。
年に一度、お正月やお盆など、ゆっくりと時間を取れる時に行うと決めれば楽。
コアに置くべき資産3パターン
コアに置くべき資産は、「長期で持てる資産」にすべき。
1.全世界株式系のインデックスファンド
2.米国株式系インデックスファンド
また、運用資産が1000万円を超えたら、インフレへの対策として「金」を組み入れるのも良い。
コアに米国株インデックスは正解か?
2010年代はアメリカへの投資は圧倒的なパフォーマンスを出してきた。
特に「GAFAM」Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftが強く、その他の企業は日本のTOPIXと大して変わらない状況。
米国株が今後も強いのか?はGAFAMの成長が今後も続くのか?に大きく関係する。
2010年はまだガラケーが主流の時代で、この10年でスマホが普及しGAFAMのサービス利用者が急増したからだとすると、これまでと同じような成長率を維持することは難しいかもしれない。
バンガード社も今後10年間の米国株全体の平均リターンは、米国株を除く世界株式の平均リターンに劣ると予測している。
まとめ
今回は、コア・サテライト投資についてまとめてみました。
7割以上のコアには長期投資をするものを、サテライトにはアクティブに運用するものを選び、1年に1回リバランスをするとよい、ということでした。
ちなみに私は「コア」に日本の高配当株、「サテライト」にレバレッジの米国インデックスで運用をしています。
「サテライト」のレバレッジインデックスが安くなったら買い、値上がりしたら売る、これで資産を増やし、増えた資産で高配当株を買って長期投資を行う、という戦略です。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。