【不動産投資】不動産の「売り文句」は話半分に聞け!

不動産投資を勧められたんだけど、どうなの?

不動産投資ってリスク高そうだけど…

 

そんなあなたにおすすめの1冊を紹介します。

今回読んだ本は

投資の鬼100則

石井勝利さんの本です。

 

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この本は、不動産投資だけでなく、株式投資や金投資など、筆者の個人投資家としての経験から導き出された100則が紹介されています。

 

この本の中から、今回は不動産投資について学んだことを紹介します。

 

ちなみに私は不動産投資の経験は一切なく、不動産投資はリスクが高いのではないか?と考えてこの本を読みました。

それでも会社には、不動産投資の営業電話がよくかかってきており、断るにも検討するにも、正しい知識が必要だと考えています。

同じような考え方、立場の方には参考になる記事となると思います。

 

このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。

 

 

◆目次◆
  • 第1章.金が簡単に増えると思うな
  • 第2章.敵を知り己を知れば百戦殆うからず
  • 第3章.「必要は発明の母」種銭は知恵で作る
  • 第4章.時流に乗って戦略的に資産を増やす
  • 第5章.[株で稼ぐ]恐怖に打ち勝つ決断力
  • 第6章.[株で稼ぐ]相場は造られている
  • 第7章.[不動産投資]対手を見誤ると痛い目を見る
  • 第8章.[不動産投資]美辞麗句の向こうの真実を見ろ
  • 第9章.あらゆる金融資産に潜む罠
  • 第10章.儲けを最大化する「損切り」と「利益確定」

 

この中から、第7章、第8章を中心に参考になった点をまとめていきます。

 

歩合制の自己中業者には近づくな

不動産の営業マンの雇用形態には、月給制と歩合制がある。

月給制は大手の業者に多く、歩合制は大体が中小。

歩合制では生活がかかっているので、営業マンの中には自己中心的になる人もあり、トラブルも発生しやすい。

 

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破綻するようなローンを勧める業者は願い下げ

ローンは30年というような長い期間にわたり、利息を払い続ける、負担の大きいもの。

なので、金利の高いローンを平気で勧める業者は用心しよう。

「0円でも始められる投資」は、初めから罠にはめられたも同然の「リスキーな投資」である。

 

 

滞納、不払いのリスク

不動産投資では、人に貸して、家賃を受け取り、どのくらいの利回りを生めるかが重要。

そのため「家賃の滞納」があると、運用どころかマイナスとなる。

家賃が入ってこなくても、ローンや共益費は出て行く。

「滞納」「不払い」のリスクは入居者の選定の時にしっかり払拭しておくこと。

 

 

不動産の「売り文句」は話半分で読む

駅から歩く距離は、「80mで1分」と法律で決められている。

一方で、「日当たり」「閑けさ」などは、ある程度の主観が入り込む余地がある。

同じマンションの他の部屋の賃貸情報などを探してみると、だいたいのことがわかる。

 

 

周辺地理に弱いなら歩け

物件を判断する時に、周辺の環境、利便性は重要なポイント。

行ったことがなければ、マイナス面がどこに潜んでいるかわからない。

結構なアップダウンがあったり、大型ショッピングセンターが近くにあって良いかと思ったら週末の渋滞が酷かったり、近隣が外国人ばかりで騒がしかったり。

ネットの図面、データでわからないものを目や足で判断することが極めて重要。

 

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利回りの高さに誤魔化されるな

利回りの高さがうたわれている物件は、築年数が古く、相続などで売りに出されたものが多い。

利回りが高いのは「現状」であり、新たな賃借人を探す時には、築年数や経年劣化で賃料を大幅に引き下げないと、借り手がつかないものが多い。

ボロ物件には、いかに安くお得に見えても手を出してはいけない。

 

 

まとめ

この著者は、不動産投資や株式投資で多くの利益を上げていますが、そのリスクや難しさに関しても多くの内容が書かれています。

私は不動産投資に関してはほぼ知識がなかったのですが、この本を読んで、不動産投資の難しさを知ることが出来ました。

不動産投資に興味がある方は、不動産投資に成功している方が、不動産投資についておすすめをしている本よりもまず、この本を読んでみることをおすすめします。