【5ステップ】仕事を辞めてFIREまでの5ステップ
人生100年時代と言われても、年金は将来減るんでしょ?
老後には2,000万円足りないらしいから、投資を始めないといけないと思うけど、何から考えたらいいんだろう?
最近FIREも流行っているけど、具体的にいくらあればたりるんだろう?
最近ではNISAの拡充など、政府からも投資によって、自分の老後資金を作っていこう、という方向になっています。
この記事では、まず投資を始める前に考えていくことについて解説していきます。
投資を始める前に、しっかりと計画、準備をしていくことは非常に重要です。
退職金をもらった後にそれを元手に資産運用をして、結果老後資金を失くしてしまった、という例も聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回読んだ本は、
「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」
月間50万PVの投資本の要約を発信する「聞いてわかる投資本要約チャンネル」のYouTuberタザキさんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第1章 何のために投資するのか?
- 第2章 敗者のゲームにならないために
- 第3章 投資手法の最新研究
- 第4章 欲望をコントロールする
以下に「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
今後格差はどんどん拡大する
日本は高齢化が進み、経済成長が鈍化している。
このような状況では「給与所得」は伸びず、投資により得られるリターンとの格差がどんどん拡大している。
投資により得られるリターンは、今や誰でも得られる仕組みがあるので、これを逃すのは大きな機会損失となる。
保守的すぎる日本人
日本人の金融資産は「現金・預金」の比率がとても高くなっている。
アメリカやユーロ圏と比較すると、日本人は明らかに保守的。
「現金・預金」の比率は、日本が50%を超えているのに対し、ユーロ圏は34%、アメリカは13%。
投資に回すべきお金とは
お金を使うときには、今の金額だけでなく、その金額の「将来価値」を捨ててまで欲しいかどうかを検討材料にするのも良い。
それでも買うに値すると思うのであれば、投資なんかせずに買った方がいい。
思い出による配当
人生を最大限に楽しむ方法は、「経験の最大化」であり、経験は「思い出」という配当を与えてくれる。
「お金の計画を立てる」ことは「人生の計画を立てる」ことでもある。
歳をとるにつれて、同じ金額を使っても喜びを見出しにくくなることならば、若いうちに使った方が良い。
「良い経験」には「賞味期限」を決め、金融投資よりも優先して予算に組み入れよう。
FIRE(早期リタイア)を検討する5ステップ
①年金額を確認する
年金のシミュレーションヲするのに便利なのが、日本年金機構の「ねんきんネット」。
「年金見込額試算」を使えば、年金を受け取りながら働き続けた場合や、会社員を途中で辞めて、それ以降は国民年金だけを払い続けた場合、厚生年金の受給額がどれだけ減るかなども試算できる。
②引退後の生活費を予想する
③年金受給後の不足額をまかなえる金額を4%ルールで計算する
②から①を引き、不足額を計算する。
年間の不足額の25倍の資金があれば、投資リターン4%で運用しながら不足額を補うことができる。
④FIREしたい年齢から、年金受給まで資金を保てる金額を計算する
⑤FIRE時の目標額を達成する運用計画
金融庁の「資産運用シミュレーション」などを使えば、目標金額のために利回りいくらでも、いくら積み立てればいいかがわかる。
マイホームは買うべきか問題
自分の資金以上の価格の持ち家をローンで買うというのは、持ち家という現物資産にレバレッジ投資をしているようなもの。
とはいえ、満足感は他のものでは変え難く、そこで生まれる家族との思い出といった、金銭価値に変えられないものもある。
高齢者になったら賃貸物件を借りられなくなる、という話もよく聞くが、今後さらに高齢者の割合が高くなる日本では、そのようなことになるかどうか。
若いうちに資産形成をすれば、金融資産からのインカムゲインで家賃を払う、という選択肢もある。
まとめ
今回は、投資を始める前に考えてみることについてまとめてみました。
FIREをするために生活を切り詰めて、資産を増やしてFIREするのか、それとも思い出となるようなものに投資をして、思い出という配当を貰い続けるのか?
自分の今後の人生を見つめ直すためにも、改めて考えてみる内容だと思います。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。