【政治が悪い】そう感じたら読んで欲しいベストセラー
何をやってもうまくいかない。
親が悪い、学校が悪い、上司が悪い。
政治が悪い、社会が悪い。
あいつとは仲良くなれない。
そんなことを思うことはありませんか?
もしかしたら、「物の見方」が変わればあなたの価値観は変わるかもしれません。
この記事で、ベストセラー「7つの習慣」を用いて解説します。
今回読んだ本は、
「超図解7つの習慣 基本と活用法が1時間でわかる本」
中野明さんの著書です。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
以下に「超図解7つの習慣 基本と活用法が1時間でわかる本」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
「7つの習慣」とは、どのような習慣?
世の中が大きく変わってもこれだけは変わらない、というものがこの世の中にはある。
例えば「公正」「誠実」など。
このようなものを「原則」と呼ぶ。
規則正しい習慣が規則正しい生活を作るように、原則に従った原則中心の習慣は、長い目で見ると人生の成功を約束してくれる。
原則を中心に据え、まず自分が変わり、そのあとで外部との関係を新たに結ぶ。そのことによって「個人の成長」「効果的な人間関係」を実現しようという思考。
物の見方は決して1つだけではない
全く同じ対象でも、人によって物の見方は異なる。この見方のことを、その人が持つ「パラダイム」と呼ぶ。
自分自身を省みると、正しいと思っていた物の見方が、実は間違っていることがある。
原則中心の物の見方にパラダイムシフトすることが大切。
「原則」のリスト
第1の習慣 主体的である
主体性とは
自分でコントロールできないことには関わらない
何かを達成しようとするときは、まず自分がコントロールできることに力を注ぐ。その後コントロールできる範囲を少しずつ広げていく。こうすることで、自分の意思で成果を上げられる領域が増えていく。
自分がコントロールできないエリアに時間とエネルギーを注ぎ込むと、たいていは思い通りの結果を得られず、落胆し自信を失ってしまう。
直面する問題を
の3つに分けるクセをつけることがおすすめ。
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
目的地を決める
もし今日が人生最後の日なら、今日やろうと思っていることは本当に実行するだろうか?
目的地を決めずに歩けば、目的地には着かない。私たちは目的地を決めることで、正しい一歩を踏み出すことができる。
全てのものは2度作られる
家を建てるときには、まず「どんな家に住みたいか」を想像し、その後実際の工事が始まる。あらゆるものはまず頭の中で創造され、その後具体的な形として姿を現す。
人間においても同様で、まず「どんな人になりたいか」を明らかにし、その後自分自身をその人物像に近づける。
第3の習慣 最優先事項を優先する
何が最優先事項か?
ある案件が優先か否かは、その案件そのものが持つ「本来の重要度」と「時間的な緊急度」によって重みが変わる。重要度の高低、緊急度の高低、それぞれを縦軸と横軸にとって、4つの領域を持つマトリックスを作成する。
- 第1領域 重要×緊急
- 第2領域 重要×緊急でない
- 第3領域 重要でない×緊急
- 第4領域 重要でない×緊急でない
最も重要な領域は?
最優先事項とは、第2領域の「重要×緊急でない」。これは言い換えると「長期的に重要な案件」となる。
第1領域の「重要×緊急」の緊急事項をさばきながら、この第2領域に費やせる時間を拡大するのが、時間活用の鍵になる。
自分の時間を確保する方法
スケジュール帳を定期的に見直し、仕事分類する。「しなくていい仕事」「他人に任せることができる仕事」を見直す。
「他人に任せることができる仕事」は全面的に委任し、手段には口出しせず、成果を評価する。人は信頼感を肌で感じることで仕事へのモチベーションが高まり、自分の最高の力を発揮する。これは任せた側にも任された側にも収穫となる。
第4の習慣 Win-Winを考える
人間関係を良くするコツ
人間は共同体を作って生活をする。だから仲間と相互依存関係を結ぶ。相互依存は相手に対する信頼から生まれるので、まず自分自身が信頼される人間になるよう努めなければならない。
そのために必要なことが第1から第3の習慣である。
Win-Winを目指すには
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
相手の言葉を聞く5つの態度
①無視②聞くふり③選択的に聞く④注意して聞く⑤共感して聴く
「共感して聞く」は、まず相手を理解しようとして聴く、相手の身になって聴くこと。
第6の習慣 シナジーを創り出す
シナジーとは
素晴らしいアイデアの生み出し方
一般的にアイデアとは、何か問題があって、それを解決するために生み出すもの。
アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ。その際、異質な要素を組み合わせるほど、斬新なアイデア、素晴らしいアイデアを得られる可能性が高くなる。
対立する意見を持つ2人の意見を組み合わせれば、とびっきりの斬新なアイデアを得られる可能性が高まる。
第7の習慣 刃を研ぐ
能力アップのためにすべきこと
まとめ
政治が悪い、社会が悪い。
最近そのようなことを多く聞くようになりました。
まずは自分が変わり、まわりを少しずつ変えていく。それをみんながすることができれば、きっとより良い社会になっていくと感じました。
いろいろなことに疲れたら、この「7つの習慣」を思い出すと、新たな発見があるかもしれません。