【怒らない技術】明日から怒らなくても上手くいく方法

家族や部下に対してどうしても怒ってしまう!

周りがダメだから怒ってしまう!

相手を成長させたいから怒るのに、わかってくれない!

怒るのを我慢したらストレスが半端ない!

 

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相手を成長させたい、変わって欲しいから怒っているのに、全然わかってくれない、という悩みは、誰にでもあると思います。

でも、人間関係のことを考えると、本当は怒らない方がいいんだよな、と思ったりもしますよね。

 

そんなあなたのために、この記事では「怒らない技術」に関してまとめていきます。

 

「怒らない技術」の目的は、決して怒ってはダメ、ということではありません

怒りの8割は、自己満足のために表出している、不要な怒りだと言われています。

まずは、自己満足のための8割の不要な怒りを無くし、2割の必要な怒りを正しく表出させていくという技術になります。

 

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今回読んだ本は、

マンガでよくわかる怒らない技術

島津良智さんの著書です。

 

このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1話 「怒る」か「怒らない」かを決めているのは自分自身
  • 第2話 「第一感情」と「価値観の眼鏡」が怒らない技術のカギ
  • 第3話 怒らずに気持ちが伝わる「4つのポイント」
  • 第4話 人生をうまくいかせる「3つのルール」

 

 

以下に「マンガでよくわかる怒らない技術」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

自分の感情が怒りを生む

イライラした状態で聞くのと、冷静に聞くのとでは全然違う。同じことを見たり聞いたりしていても、その時の感情の違いで、受け止め方はずいぶんと変わってくる。

自分の個人的な感情を相手にぶつけているだけで、相手は被害者である。怒りの原因はすべて自分の中にある。

 

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受け取り方次第で悪い出来事もよい出来事になる

感情をコントロールできれば、人生がコントロールできる。

受け取り方、考え方を変えれば、過去だって変えることができる。

例えば、失恋したときに「あの人と別れなければ、人生が変わっていたのに」と思うか、「別れてよかった。もっといい人に出会って良い人生になるだろう」と思えるかで、人生は全然違ったものになる。

 

 

まずは怒らないと決めよう

ごく稀に必要に応じて怒る時は、「この場面は怒るべきか、怒らないべきか」と考えた上で、怒ることを選んでから怒る。

 

 

イライラや怒りをコントロールすると、人生や仕事でも成果を上げることができる

「成果決定のプロセス」が大きく関係する。

成果が上がるまでのプロセスは、気分→出来事→考え方(受け取り方)→意思決定→行動→成果 という流れ。

全ての根源は、その時の「気分」から始まる。

気分が良いと、起きた出来事をプラスに捉え、その状態でプラスの意思決定をして、プラスの行動を起こし、プラスの成果につながる。

つまり気分がプラスだとプラスの連鎖が起こり、最終的な成果もプラスになる。

 

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一人がイライラしなくなると周囲もイライラしなくなる

イライラは周囲に伝わるので、自分が怒らなくなるとその日から効果を感じることになる。一人イライラした人がいるだけで、空気はギスギスする。

 

 

怒りのレコーディングダイエットをしよう

食事を記録していくことで痩せる「レコーディングダイエット」という方法があるが、怒りやイライラを記録することで、怒りやイライラのダイエットをすることができる。

「自分はこういう場面で怒りやすい」というパターンがわかれば、それを回避することも可能となる。記録することは

  • 怒った日時
  • 怒った場所
  • きっかけとなった出来事
  • 言動
  • して欲しかったこと
  • 結果
  • その時の自分の感情
  • 怒りの強さ

 

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解決方法に焦点を当てる

怒らない技術の本質は、解決方法に焦点を当てること。イライラして怒っても状況は変わらない。

落ち着いて「イライラの第一感情は何か」を考える。怒りは第二感情で、その背景には第一感情がある。第一感情とは、不安、ストレス、痛み、悲しみ、苦痛、寂しさ、弱さ、絶望、悲観など。その第一感情を素直に伝える。

 

 

「怒るのを我慢するとストレスが溜まる」のは誤解

怒らないからストレスが溜まるのではなく、いつまでも目の前の状況が変わらないからストレスが溜まる。

きちんと相手に伝えることによって、相手が行動を変えてくれれば、ストレスは溜まらない。

伝える時のポイントは

  • どんな行動に問題があったのかという具体的な事実
  • 具体的な影響
  • どんな感情が自分自身に芽生えたか
  • 相手への尊重をしっかり示す

 

 

まとめ

今回は、怒らなくて済むための技術についてまとめてみました。

私も始めてみましたが、怒りを記録していくことに関しては、予想以上に効果がありそうですね。

まとめている間に、結構冷静になることができますし、このように伝えればよかったな、と考えることもできます。

 

もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。