【怒らない技術】明日から怒らなくても上手くいく方法
家族や部下に対してどうしても怒ってしまう!
周りがダメだから怒ってしまう!
相手を成長させたいから怒るのに、わかってくれない!
怒るのを我慢したらストレスが半端ない!
相手を成長させたい、変わって欲しいから怒っているのに、全然わかってくれない、という悩みは、誰にでもあると思います。
でも、人間関係のことを考えると、本当は怒らない方がいいんだよな、と思ったりもしますよね。
そんなあなたのために、この記事では「怒らない技術」に関してまとめていきます。
「怒らない技術」の目的は、決して怒ってはダメ、ということではありません。
怒りの8割は、自己満足のために表出している、不要な怒りだと言われています。
まずは、自己満足のための8割の不要な怒りを無くし、2割の必要な怒りを正しく表出させていくという技術になります。
今回読んだ本は、
「マンガでよくわかる怒らない技術」
島津良智さんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第1話 「怒る」か「怒らない」かを決めているのは自分自身
- 第2話 「第一感情」と「価値観の眼鏡」が怒らない技術のカギ
- 第3話 怒らずに気持ちが伝わる「4つのポイント」
- 第4話 人生をうまくいかせる「3つのルール」
以下に「マンガでよくわかる怒らない技術」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
自分の感情が怒りを生む
イライラした状態で聞くのと、冷静に聞くのとでは全然違う。同じことを見たり聞いたりしていても、その時の感情の違いで、受け止め方はずいぶんと変わってくる。
自分の個人的な感情を相手にぶつけているだけで、相手は被害者である。怒りの原因はすべて自分の中にある。
受け取り方次第で悪い出来事もよい出来事になる
受け取り方、考え方を変えれば、過去だって変えることができる。
例えば、失恋したときに「あの人と別れなければ、人生が変わっていたのに」と思うか、「別れてよかった。もっといい人に出会って良い人生になるだろう」と思えるかで、人生は全然違ったものになる。
まずは怒らないと決めよう
イライラや怒りをコントロールすると、人生や仕事でも成果を上げることができる
「成果決定のプロセス」が大きく関係する。
成果が上がるまでのプロセスは、気分→出来事→考え方(受け取り方)→意思決定→行動→成果 という流れ。
全ての根源は、その時の「気分」から始まる。
気分が良いと、起きた出来事をプラスに捉え、その状態でプラスの意思決定をして、プラスの行動を起こし、プラスの成果につながる。
つまり気分がプラスだとプラスの連鎖が起こり、最終的な成果もプラスになる。
一人がイライラしなくなると周囲もイライラしなくなる
怒りのレコーディングダイエットをしよう
食事を記録していくことで痩せる「レコーディングダイエット」という方法があるが、怒りやイライラを記録することで、怒りやイライラのダイエットをすることができる。
「自分はこういう場面で怒りやすい」というパターンがわかれば、それを回避することも可能となる。記録することは
- 怒った日時
- 怒った場所
- きっかけとなった出来事
- 言動
- して欲しかったこと
- 結果
- その時の自分の感情
- 怒りの強さ
解決方法に焦点を当てる
怒らない技術の本質は、解決方法に焦点を当てること。イライラして怒っても状況は変わらない。
落ち着いて「イライラの第一感情は何か」を考える。怒りは第二感情で、その背景には第一感情がある。第一感情とは、不安、ストレス、痛み、悲しみ、苦痛、寂しさ、弱さ、絶望、悲観など。その第一感情を素直に伝える。
「怒るのを我慢するとストレスが溜まる」のは誤解
怒らないからストレスが溜まるのではなく、いつまでも目の前の状況が変わらないからストレスが溜まる。
きちんと相手に伝えることによって、相手が行動を変えてくれれば、ストレスは溜まらない。
伝える時のポイントは
- どんな行動に問題があったのかという具体的な事実
- 具体的な影響
- どんな感情が自分自身に芽生えたか
- 相手への尊重をしっかり示す
まとめ
今回は、怒らなくて済むための技術についてまとめてみました。
私も始めてみましたが、怒りを記録していくことに関しては、予想以上に効果がありそうですね。
まとめている間に、結構冷静になることができますし、このように伝えればよかったな、と考えることもできます。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。