【パパママ必見】子供が学ぶべき金融教育とは

今年から高校で金融教育がスタートしましたね。家庭科の授業で学ぶことになるそうです。

日本人の金融リテラシーは他国に比べて低いと言われてきましたが、アメリカでは中学生でお金や投資について学んでいるそうです。

 

子供に将来のお金の話や投資の話を聞かれたらどうしよう?と困ることもあるかもしれませんね。

特に日本人は貯金が好きで、投資については嫌悪感がある方も多いので、学校で学んだことと正反対なことを言ってしまうかもしれません。

 

この記事では、アメリカの中学生が、お金や投資についてどのようなことを学んでいるのかを知ることができます。

 

今回読んだ本は、

アメリカの中学生はみな学んでいる おカネと投資の教科書

ゲイル・カーリッツさんの著書です。

 

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このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。

レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1講座 お金はどこにしまっている?
  • 第2講座 投資の世界にようこそ
  • 第3講座 自分はどんなタイプの投資家?
  • 第4講座 銀行預金の表と裏
  • 第5講座 債券のすべて
  • 第6講座 株式市場は投資のスーパーマーケット
  • 第7講座 証券取引所の舞台裏
  • 第8講座 株式市場でお金を増やす
  • 第9講座 金融市場を読み解こう
  • 第10講座 買う株、売る株
  • 第11講座 投資ゲームで実際に運用方法を学ぼう

 

以下に「アメリカの中学生はみな学んでいる おカネと投資の教科書」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

 

赤ちゃんが産まれた時のプレゼント

アメリカでは赤ん坊が産まれた時、あるいは子供の誕生日などに、プレゼントとして米国貯蓄債権を贈る人が少なくない。

 

 

 

貯金は安全か?

貯金をすることはいいことだ、と言われるが、ただお金を貯め続けることに問題はないのだろうか?

物の価格は時間と共に上昇しているという事実がある。これをインフレという。

 

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自分の性格にふさわしい投資法を知ろう

いろいろな性格の人がいるように、ひと口に投資家と言ってもさまざまなタイプの投資家が存在する。投資家診断テストを受けてみよう。

※投資家診断テストはこの本に掲載。

そして、次の質問について考えて欲しい。

  1. 投資したお金が減る結果になっても差し支えないか?
  2. 投資したお金は出来るだけ早く回収したいか?
  3. その投資方法は自分の性格に合っているか?
  4. 投資について知っておかなければならない情報はどうすれば入手できるか?

 

ちなみに私はリスク回避者でした。過大なリスクに気が気でないこうした人たちは、守りの投資家として知られている、とのことです。

 

 

株式でお金を増やす2つの方法

1つは、会社が得た利益を株式の配当金として受け取る方法。もう1つは、購入した価格以上でその株式を他の人に売却するという方法。

もし君がリスクを回避するタイプの投資家なら、購入する株式は確実な配当実績がある会社を選ぶと良い。毎年いくらぐらいの利益が手にできるかある程度予想が立てやすく、高い配当金を出している会社は経営がしっかりしているところが多いので、出資金を失うようなリスクもそう高くない。

 

 

 

株価を変化させる9つの要因

  1. 法律の変更
  2. 新しい発明
  3. 天候の変動
  4. 戦争や災害
  5. 景気の良し悪し
  6. マイナスイメージ
  7. 流行やファッション
  8. 人工構造の変化
  9. 社会意識の変化

 

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違法な株取引から自分を守る方法

話の出所にきちんとした裏付けがあるかどうか確認しないまま、相手のアドバイスに従ってはならない。絶対確実とすすめるような相手に投資をしてはいけない。あまりにも出来すぎた話で、本当とは思えないような話は、まず嘘に違いない。

 

 

 

株の銘柄選定4つのルール

  1. 長年にわたって業界で積み上げた実績があり、安定した成長を遂げている会社を探すこと。新興企業は一時のブームが去ってしまえば、姿を消してしまうかもしれない。
  2. 購入時にはとても手堅いと思えた株式でも、常になんらかのリスクは抱えていることを念頭に置いておく。世界を牛耳っていたアメリカの自動車産業も、日本メーカーが作り始めた後は株価を下落させていった。
  3. 自分の常識を信じること。自分の周囲で起こっていることについては、君こそが専門家である。
  4. 全ての卵をひとつのカゴに入れない。株式はやはり分散すべき。ひとつの運用がうまくいかなくても、他の株式がうまくいけばいい。

 

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まとめ

今回は、アメリカの中学生が金融教育について、どのようなことを学んでいるのか、まとめてみました。

この本は、子供に優しく伝えるような文体で書かれており、中学生や高校生でもそのまま違和感なく読めるようになっています。

金融教育を通して、子どもが投資に興味を持ったらこの本をすすめてみてもいいかもしれませんね。