【夢の配当金生活】高配当株の選定のポイント

株式投資を始めて、配当金だけで生活する、夢の配当金生活をいつかは達成したくありませんか?

 

この記事では、日本の高配当株のメリットや、銘柄選定のポイントについて解説します。

 

今回読んだ本は

ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資

日本の配当株専門の現役サラリーマン投資家である、長期株投資さんの著書です。

 

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まずはこの本の目次です。

 

◆目次◆
  • 第1章 市場にフルボッコされつつ、年間配当200万円超になるまで
  • 第2章 リスク回避率を10倍上げる「3つの投資指標」
  • 第3章 「長期保有に適した銘柄」をサクッと見抜く12ヶ条
  • 第4章 否応なく投資を継続できる「仕組み作り」8つの掟
  • 第5章 暴落を「数値化」してピンチをチャンスに変える技術
  • 第6章 18年投資をしてたどりついた「死ぬまで持ちたい銘柄17」
  • 第7章 もしも私が今、ゼロから配当投資をスタートするなら
  • 第8章 最強のメンタルを作る「投資賢者の名言」

 

 

この記事では、「ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」から、高配当株投資について気になったポイントをまとめていきます。

 

米国株より日本株を買うべき5つの理由

1.日本株の方が税制上有利。

2.日本株の方が企業価値の観点から相対的に安く買える。

3.日本株の中にも世界屈指の国際優良企業が存在し、選択肢は豊富にある。

4.グローバルに展開する日本企業に投資することは、国際分散投資と同義。

5.株主優待制度遠活用しない手はない。

 

 

長期配当投資の考え方

長期配当投資では、株の売買ではなく、受取配当金額を増やしていくことに重点を置く。

配当が安定している企業へ投資しておけば、前の年より受取配当金が減るということは起こりにくく、着実に資産形成が進んでいるのを実感できる。

そのため長期保有しやすく、結果的にリターンも積み上がっている状態となる。

 

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高配当株投資で必要な3つの指標

1.EPS:1株当たりいくら儲けているか。

2.PER:株価がEPSの何倍か。

3.配当利回り:投資した金額に対して、受け取ることのできる配当金が投資額の何%か。

 

 

長期保有に適した銘柄

1.過去5年減配していない

安定配当株は、一般的に業績も安定している。

長期的視点では、株価が下がった時に株を買い増しておけば、株価が戻った時には投資元本に対する配当利回りが上昇すると共に、キャピタルゲインも得ることができる。

配当とは、下落相場の安全装置でありながら、上昇相場の加速装置でもある。


2.過去5年のEPSもチェック

EPSが増加傾向にあれば、ビジネスは順調であることが読み取れる。

EPSが減少傾向であれば、ビジネスに問題を抱えている可能性がある。

本業で稼げなくなれば、配当を出す余力も無くなっていく。

EPSの推移が安定していて、配当利回りは高く、かつ配当性向が低い銘柄を探そう。

 

 

PERレンジを見る

PERは15倍程度が適正と考えられているが、過去の各銘柄のPERのレンジを確認し、安値付近で買ってもよい。

 

 

財布とメンタルに優しい「1株投資」

長期的視点からは、損を出しにくい投資手法である「積立投資」が有効。

日本株は100株単位の売買が主流だが、破格の手数料で1株ずつ投資できるサービスが提供され始めた。

1株づつ積み立てていけば、含み損を抱えづらく、100株単位で買うよりも投資金額が少なくてすむことから、精神的負荷も少なくなり、結果として投資を長く続けることに寄与してくれる。

 

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「下落率の高い株を買う」という戦略

これまでの暴落では、特に金融やリース、建設機器などの下落率が高い。

しかし、下落率の高い銘柄は、株価が反転して上昇局面に入った時の上昇率も高くなる。

また、株価に過熱感があると感じている時は、暴落時に下落率が小さいことが予測される通信や医薬、食料品などの生活必需品関連株を中心に買っていくのも、暴落耐性を高めるという観点では選択肢としてあり。

 

 

日経平均株価の底はPBR0.8倍

暴落や下落相場は、長期投資家にとって資産形成のチャンス。

株価が低迷している期間が長くなれば長くなるほど、安く投資できる機会が増える。

株価が低迷することは気分の良いものではないが、辛抱強く積立投資を行い、また配当を再投資することで、資産形成の雪だるまの芯は着実に大きくなっていく。

下落で心が折れそうになったら、コロナショックでも、リーマンショックでも日経平均株価PBRは0.8倍を割っていないことを思い出そう。

 

 

高配当銘柄の投資判断

配当の下限が定められていると、配当によるリターンの予想が容易になる。

新規参入が無いということは、ある程度の安定収益が見込める。

・連続増配銘柄は、今現在配当利回りが低くても、長期保有により配当利回りは上昇する。

 

 

まとめ

日本株の高配当投資を始める入門書として、最適な本だと思います。

この本には筆者が死ぬまで持ちたい銘柄も記載されており、こちらも非常に参考になります。

この本を読んで、夢の配当金生活を目指して行きましょう!