稲盛和夫「人間として正しいことを貫き通せ

先日亡くなった「経営の神様」稲盛和夫さんをご存知ですか?

鹿児島出身で、鹿児島大学工学部卒業後、大企業である京セラを創業し、KDDIを設立、JALの再建など、多くの企業で成功を収めた経営者です。

この記事では、経営の神様、稲盛和夫さんの名言からピックアップしてまとめていきます。

 

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今回読んだ本は、

人を大切にし組織を伸ばす稲盛和夫の言葉

桑原晃弥さんの著書です。

 

このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1章 仕事を好きになれ懸命に生きろ
  • 第2章 人生は考え方次第で大きく変わる
  • 第3章 人格を磨き続けろ
  • 第4章 諦めるな、人はどこまでも行ける
  • 第5章 リーダーのあり方とは
  • 第6章 経営者の心得①人をベースにした経営を
  • 第7章 経営者の心得②経営はかくあるべし

 

以下に「人を大切にし組織を伸ばす稲盛和夫の言葉」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

「天職」は自らつくり出せ

充実した人生を送るには、「好きな仕事をする」か「仕事を好きになる」かのどちらかしか無い。

もしいま好きでない仕事をしているのであれば、何としてもその仕事を好きになること。好きなことにはいくらでも頑張れる。

 

 

周りが認めてこそ「本当の努力」

人は誰でも、自分なりに頑張っているし、努力もしている。ところが、周りはそれを評価せず、成果を認めないこともしばしば。

そんな時に大切なのは、自分で自分を評価して満足するのではなく、周りが認めるほど努力をすることだ。

 

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人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

 

  • 「熱意」物事をなそうという情熱や努力する心
  • 「能力」才能や知能、健康や運動神経など
  • 「考え方」マイナス100点からプラス100点まで

「熱意」は「能力」と違って自分の意志できるコントロールできるため、「熱意」の強さが大切になる。

さらに重要なのは「考え方」。明るく前向きにプラス思考で取り組む人は、全てがプラスになる。

 

 

熱意は人から人に伝染する

何か物事を成し遂げようとする人は、強い情熱を持って突き進んでいくことのできる「自ら燃える人」であることが不可欠。

熱意は人から人に伝染する。周りに関係なく熱く燃えていれば、その熱意は周りに伝わり、不燃性の人にさえ火をつけていく。

 

 

才覚のある人ほど「ふさわしい人格」を磨け

成功したのもその人なら、同じ人が没落の引き金を引く。往々にして成功して考え方が変節し、その判断は狂い始め、最終的に没落の引き金を引くことになる。

才能あふれる人ほど、それにふさわしい人格を備えるべく努力し続けることが何より大切。

 

 

「楽観」と「悲観」を使い分けろ

京セラの創業以来、稲盛和夫早く多くの人が「不可能」と考えるようなことに挑戦してきた。

そんな挑戦遠可能にする秘訣は、「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」。大胆さがなければ挑戦はできないが、緻密さを欠くとただの蛮勇となる。

 

 

「努力」とはよく考えること

努力には「正しい努力」と「間違った努力」があり、後者をいくら続けても成果は出ない。

大切なのは、目標を達成するためのいい方法が思い浮かんだら、まず実行すること。たいてい上手くいかないのでもまた考えて実行する。これを何度も繰り返すうちに、より良いアイデアが浮かび、やがて目標に到達できる。

 

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「冒険心の強い素人」になれ

新しいことができるのは、何ものにもとらわれない、冒険心の高い「素人」。だからこそ既成の概念にとらわれない「自由な発想」ができる。

 

 

西郷のように熱く、大久保のように冷静に

西郷のような情を持ちながら、大久保のような理性と冷徹さを合わせ持たない限り、事業は上手くいかない。

大事なことは、最初の段階では理性で考え、実際ので対応において情をつけること。

 

 

 

まとめ

今回は、京セラの創業者で名誉会長の稲盛和夫さんの名言についてまとめてみました。

亡くなった時には大きなニュースとなり、社会や経済界に強い影響力があった方なのだと改めて感じましたね。

もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。