【メソッド公開】値上げを成功させる方法
この記事は
- 値上げをする時のコツを知りたい!
- 値上げをしないといけないけど、顧客が減ったらどうしよう?
- なぜ他の店は値上げが出来ているのか?
というような人向けの記事になります。
2021年発行の中小企業白書によると、コスト上昇の価格転嫁を約60%の企業が成功しているそうです。
世の中値上げラッシュで、ガソリン代や電気代だけでなく、さまざまな物の仕入れが上がっていますね。
さらに最低時給まで上がる、というなかなか企業にとっては大変な時期になっています。
企業によっては、コスト増により、売れば売るほど赤字になる、ということもあるようです。
値上げや価格交渉をすると解約になったらどうしよう、など悩むこともありますが、やるしかない時が来ていますね。
今回読んだ本は、
「小さな会社・お店のための値上げの技術」
辻井啓作さんの著書です。
私の勤めている会社でも値上げを控えており、正直言って値上げのタイミングで解約になったりしないかビビっています。
私と同じく値上げのリスクにビビっている方はぜひこの記事をお読みください。
このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第1章 どうして値上げが必要か
- 第2章 値下げの麻薬にはまっていませんか
- 第3章 人はなぜ値上げに抵抗があるのか
- 第4章 値段のメカニズムを知る
- 第5章 中小企業が実践できる値上げの技術
- 第6章 値上げのための心構え
以下に「小さな会社・お店のための値上げの技術」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
他社はなぜ値上げが出来ているのか?
顧客は買うもの
値上げはお客さんも幸せにする
値下げしないことは値上げよりもお客様の抵抗感は少ない
1番いいお客様
不必要な値引きはBtoBでよく見られる
担当者の自信のなさが原因。自分の扱う商品やサービスに自信がなく、かつ自分自身にも自信が持てないと、値引きで相手に媚びるしかなくなる。担当者は、値上げに抵抗がある人と、抵抗がない人にわかれる。お客さんに申し訳ない、お客さんに迷惑をかけて自分の会社だけ儲かるのは気が引ける、と考えるのは間違い。どれだけ値段が高くても、それに見合った満足があれば、それはぼったくりではなく付加価値。コーラの原価は数%である。
価格のシグナル効果
サービス業にこそパッケージが必要
まとめ
値上げに対する自信を深めてくれる一冊だと思いました。
自社がプライスリーダーならば値上げは難しくないでしょうが、競合も多く、他社に乗り換えが容易な場合は値上げに踏み切るのは非常に勇気がいることだと思います。
値上げに自信がない方はぜひ、一度この本をゆっくりと読んでみてはいかがでしょうか。