分厚くてどこから見たらいいか分からない会社四季報を完全に使いこなす方法!

この記事は

  • 株式投資を始めたいけど、どの銘柄を買えばいいかわからない!
  • 株式投資のパフォーマンスを上げたい!
  • 四季報を買ってみたけど、分厚くてどこを読んだらいいかわからない!

というような人向けの記事となります。

 

今回読んだ本は、

得する株をさがせ!会社四季報公式ガイドブック

会社四季報編集部より出版された本です。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626094011j:image

 

四季報とは◆
東洋経済新報社が1936年に創刊。80年以上、上場全企業の業績動向を業界担当者が分析・執筆。年4回発行する「生きた会社要覧」。株式投資には必携の一冊とされている。

 

 

このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。 レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1章 四季報はまずここを見よ!
  • 第2章 会社の基本を知ろう
  • 第3章 儲かっている会社は、こんな会社
  • 第4章 将来性のある会社の見つけ方
  • 第5章 安全な会社はどう探す?
  • 第6章 株価を動かす要因はこれだ!
  • 第7章 売買チャンスはこうつかむ!
  • 第8章 お宝株発掘の実践テクニック

 

 

以下に「得する株をさがせ!会社四季報公式ガイドブック」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

独自予想マークをチェック

四季報記者は、会社発表の業績計画を鵜呑みにして紙面に掲載することはない。会社側の業績計画の前提条件や説明が合理性を欠いていると判断した場合などは、四季報は会社計画と異なる独自予想を掲載する。誌面欄外のマークでチェック。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626093618p:image

 

四季報で注目すべきは「事実と変化」

業績の状況や新しいトピックスといった「事実」と、前号と比べて何が違っているのかという「変化」に着目する。

 

 

業績欄の見出しで一目で判断

見出しを見ただけで、その会社の業績動向がわかるようになっている。例えば、【伸び盛り】【右肩上がり】は業績の勢いが続いていることを表す。【再加速】は利益の伸びが踊り場を迎えたあと、再び勢いが強まりそうな局面を意味する。【絶好調】【飛躍】【最高益】にも注目。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626093635p:image

 

 

業績にプラス影響が期待できる見出し

材料欄の見出しも大きなヒントになる。【新分野】【新事業】【新販路】【新機軸】【開発】【増強】【新工場】【新拠点】【新設】【買収】【出店】【新業態】【種まき】【攻勢】【投入】【還元】などは、企業の積極的な経営姿勢を示す代表的な例。また、アジアや新興国の経済成長と日本企業の進出を背景に、【中国】【アジア】【新興国】【タイ】【ベトナム】といった見出しも増えてきている。

 

 

攻める会社は設備投資が減価償却を上回る

一般的に設備投資額が減価償却額を上回っている会社は、事業拡大意欲が旺盛だと考えられる。過去に比べて水準が上昇している場合には攻めの姿勢が見てとれる。

 

 

日本の株式市場の主役は外国人投資家

日本の株式市場における外国人投資家の持株比率は約3割、売買代金に占めるシェアは6割を超えている。一般的に外国人投資家は、時価総額が大きく、流動性の高い主力企業や、配当や自己株買いなど株主還元に積極的な企業、ガバナンスを重視する企業などに投資する傾向がある。外国人持株比率が増えている会社は、外国人投資家の間で存在感が高まっている会社だと言える。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626093722p:image

 

特色で業界首位、世界トップ企業を探す

業界内の地位や世界シェアでトップ企業であることが重要な理由は2つ。1つは業界のトップ企業は新聞や雑誌などのネタで扱われる機会が多いため、株式市場で比較的人気が高い。2つ目は、他社にない強力な「値上げ」という武器を持っているから。

 

 

従業員欄で変化に気づく

平均年収のミソは、残業料と賞与が含まれている点。この数値にはその会社の繁忙ぶりが如実に表れている。また、積極採用などの攻めの戦略は、経営者の先行きに対する自信の表れ。

 

 

テンバガーの狙い目は?

テンバガーの狙い目はオーナー企業、上場して間もない、できれば5年以内の企業。独自性が強い、関東以外の地方発祥企業も狙い目。

 

まとめ

ぜひ会社四季報をお手元に準備した上で、四季報と見比べながら読んでいただきたい一冊です。

実際に個人投資家がどのようなポイントを見て銘柄選定をしているのか、四季報を活用して銘柄分析をする方法など、具体的に解説が書いてあります。

まだ四季報を使いこなせていない方は、確実に投資家としてレベルアップできる内容になっていますので、是非一度お読みください。