部下の育成に悩む人へ!行動科学で人を育てる!教える技術
この記事は
- なぜ私は部下に恵まれないのか?
- 部下にどのような指示をすればいいのかわからない!
- 部下に教えても行動に繋がらない!
というような人向けの記事となります。
今回読んだ本は、
「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」
行動科学マネジメント研究所所長の石田淳さんの著書です。
この本は、「いつ・誰が・どこで」行っても効果が上がる科学的なメソッドなので、上司と部下がどんな人でも、組織の中の2割のハイパフォーマーを除いた、「残り8割の人たち」を短時間で戦力に変えることができる本です。
マンガでまず具体的な事例があり、その後に文章で解説文が載っていますので、文章だけの本は読むのが苦手、という方にもおすすめの本となります。
このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- プロローグ 行動科学で「教える技術」とは
- 第1章 「教える」とはどういうことか?
- 第2章 どう伝えればいいのか?
- 第3章 ほめることが人を成長させる
- 第4章 継続するために
- エピローグ 教える技術は最高のワザ
以下に「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
教える技術とは
部下が仕事をできない原因は、部下本人に無い
指示や指導は「具体的な行動」で表す
スモールゴールでたくさんの成功体験を与える
どんなに小さな目標でも、それをクリアできたという「達成感」が生まれ、その成功体験は、さらなる努力を続けるための原動力となる。出来るだけ数字を交え、「何をすればいいのか」が具体的にわかり、「できたか?できなかったか?」が明確に判断できるようにする。
確実に100点がとれる課題で成功体験を与える
一度にたくさんのことを教えない
なぜ人はある「行動」を繰り返したり、辞めたりするのか?
「知識を身につけた、できるようになった」ということと、「実際に活用し続ける」ことには大きな隔たりがある。
体重を減らすためには「運動」が必要、と知っていても、続けることが難しいのと同じ。
これは「運動する」という行為ですぐに「体重が減る」という結果が得られるわけでは無いことが原因。
人は何かの行動によって「直後」に望ましい結果が得られると、再び同じ行動を繰り返そうとする。
行動の直後にご褒美を与える
人格や性格を叱ることはNG
成果主義の問題点
まとめ
部下が全然育たない、自分の会社にはいい人が入社しない、今の若い子はー、みたいな発言は色々な会社でよく聞く言葉ですね。
きちんと行動に着目をして、成果を見るだけでなく、素晴らしい行動についてしっかりと評価をすべきだと感じました。
具体的な行動指示は3つまで、行動に対しての褒め方、スモールゴールによる成功体験など、非常に具体的な内容で、すぐに明日から取り組めるものになっています。
漫画で具体的な事例が載っているので非常に読みやすく、忙しいサラリーマンでも隙間時間に読める一冊です。