カタールワールドカップ前に振り返る、ロシアW杯ベルギー戦
この記事は
というような人向けの記事となります。
今回読んだ本は、
「ロストフの14秒 日本vsベルギー未来への教訓」
NHKスペシャル取材班による著書です。
この本は、NHKで放送された「ロストフの14秒 日本vsベルギー 知られざる物語」を元に、番組では表現しきれなかった証言も含めて構成されています。
また日本代表へ、オシム、ザッケローニ、リトバルスキー、カペッロからのメッセージが寄せられています。
この試合は実際見ていましたが、正直途中までは、絶対勝った!と思っていましたね。
その後は少しサッカーを見ることが嫌になるぐらいの衝撃を受けた試合でした。
どちらのサポーターでもない人から見てみると、非常に面白い試合だったんだと思います。
- 1998グループリーグ敗退(フランス)
- 2002ベスト16(日韓)
- 2006グループリーグ敗退(ドイツ)
- 2010ベスト16(南アフリカ)
- 2014グループリーグ敗退(ブラジル)
- 2018ベスト16(ロシア)
2年に1回ベスト16入りしている状況です。
こう考えてみると、2002年日韓、2010年南アフリカ、2018年ロシア共に、ベスト16でも結構惜しい勝負をしており、そろそろベスト8入りも期待できそうですね。
かなり健闘していたイメージですが、意外と戦績は1勝1分2敗なんですね。
このブログでは、サッカーが好きな方やサラリーマン、副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
以下に「ロストフの14秒 日本vsベルギー未来への教訓」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
一番恐怖心を感じるのは無関心
長谷部選手の言葉より引用
一番恐怖心を感じるのは、日本の皆さんが無関心になってしまうこと。無関心になってしまうぐらいだったら、いくらでも批判してほしい。大会前は無関心というのを感じた部分もあったので、日本のサッカーのために取り返さなければいけないと思っていた。
負の記憶
コーナーキックの選択は無謀だったのか?
ザッケローニの言葉より引用
日本のサッカー文化はポジティブで、常に試合に勝ちたいと思ってプレーし、アディショナルタイムでも時間を稼ごうとしない。あの場面でボール回しをせず、攻める姿勢を貫いたことは、日本のサッカー文化であり、尊重すべき。一方でポーランド戦のパス回しは、決勝トーナメントに進出するための苦渋の決断とはいえ、日本のサッカー文化に反するものだった。強い非難を浴びたことにより、もうそんな思いを味わいたく無いという気持ちが14秒の幕開けにつながった。
まとめ
この本では、原口、長友、長谷部、吉田、酒井、ルカク、ムニエ、デブルイネを中心とした、この試合に出場したメンバーのインタビューも多数載っています。
日本らしいサッカーとは何なのか?
それが少しわかる一冊となっています。
カタールワールドカップまでにぜひ改めて日本vsベルギーをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。