カタールワールドカップ前に振り返る、ロシアW杯ベルギー戦

この記事は

  • ロストフの14秒を改めて振り返りたい!
  • ワールドカップが楽しみ!
  • 次のワールドカップは絶対ベスト8!

というような人向けの記事となります。

 

今回読んだ本は、

ロストフの14秒 日本vsベルギー未来への教訓

NHKスペシャル取材班による著書です。

f:id:mushisanlovelove:20220626090720j:image

この本は、NHKで放送された「ロストフの14秒 日本vsベルギー 知られざる物語」を元に、番組では表現しきれなかった証言も含めて構成されています。

また日本代表へ、オシムザッケローニリトバルスキーカペッロからのメッセージが寄せられています。

 

◆ロストフの14秒とは◆
ロストフの14秒とは、2018FIFAワールドカップ、決勝トーナメントの日本代表vsベルギー代表戦の通称。日本のFIFAワールドカップ史上初のベスト8に近づいていた日本代表が一転して敗退する結末となった14秒のこと。日本のコーナーキックからベルギーの逆転ゴールまで、わずか14秒のラストプレーは、「史上最も美しいカウンター」とも称賛されている。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626090500p:image

この試合は実際見ていましたが、正直途中までは、絶対勝った!と思っていましたね。

その後は少しサッカーを見ることが嫌になるぐらいの衝撃を受けた試合でした。

どちらのサポーターでもない人から見てみると、非常に面白い試合だったんだと思います。

 

サッカー日本代表のワールドカップ成績◆
  • 1998グループリーグ敗退(フランス)
  • 2002ベスト16(日韓)
  • 2006グループリーグ敗退(ドイツ)
  • 2010ベスト16(南アフリカ)
  • 2014グループリーグ敗退(ブラジル)
  • 2018ベスト16(ロシア)

 

2年に1回ベスト16入りしている状況です。

こう考えてみると、2002年日韓、2010年南アフリカ、2018年ロシア共に、ベスト16でも結構惜しい勝負をしており、そろそろベスト8入りも期待できそうですね。

f:id:mushisanlovelove:20220626090411p:image

 

◆2018ロシアワールドカップ戦績◆

2-1勝利 vsコロンビア 

2-2引き分け vsセネガル

0-1敗北 vsポーランド

2-3敗北 vsベルギー

 

かなり健闘していたイメージですが、意外と戦績は1勝1分2敗なんですね。

 

◆ロシアW杯日本代表メンバー◆

 

このブログでは、サッカーが好きな方やサラリーマン、副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 序章 「14秒」の予兆
  • 第1章 コーナーキック
  • 第2章  山口×デブルイネ
  • 第3章 長友&長谷部×ルカク&ムニエ
  • 終章 「14秒」の教訓
  • メッセージ 日本代表へ

 

 

以下に「ロストフの14秒 日本vsベルギー未来への教訓」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

一番恐怖心を感じるのは無関心

長谷部選手の言葉より引用

一番恐怖心を感じるのは、日本の皆さんが無関心になってしまうこと。無関心になってしまうぐらいだったら、いくらでも批判してほしい。大会前は無関心というのを感じた部分もあったので、日本のサッカーのために取り返さなければいけないと思っていた。

 

 

負の記憶

2014ブラジルワールドカップ初戦のコートジボワール戦、2012年のロンドンオリンピックの準決勝メキシコ戦でも先制しながら逆転負け。今回と同じようなことがこれまで何回も、大きな大会で繰り返されてきた。問題はそこに、過去の失敗を踏まえ、リスクを十分に理解した上で、それでも攻撃的になるという意思統一を図ったことがうかがえない点だろう。

 

f:id:mushisanlovelove:20220626090440p:image

 

コーナーキックの選択は無謀だったのか?

ザッケローニの言葉より引用

日本のサッカー文化はポジティブで、常に試合に勝ちたいと思ってプレーし、アディショナルタイムでも時間を稼ごうとしない。あの場面でボール回しをせず、攻める姿勢を貫いたことは、日本のサッカー文化であり、尊重すべき。一方でポーランド戦のパス回しは、決勝トーナメントに進出するための苦渋の決断とはいえ、日本のサッカー文化に反するものだった。強い非難を浴びたことにより、もうそんな思いを味わいたく無いという気持ちが14秒の幕開けにつながった。

 

 

まとめ

この本では、原口、長友、長谷部、吉田、酒井、ルカク、ムニエ、デブルイネを中心とした、この試合に出場したメンバーのインタビューも多数載っています。

日本らしいサッカーとは何なのか?

それが少しわかる一冊となっています。

カタールワールドカップまでにぜひ改めて日本vsベルギーをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。