【二重人格になれ】相手に伝わる伝え方

一生懸命伝えているけど、全然相手に伝わらなくて困っていませんか?

それは「伝える量」が不足しているのか、「伝える質」が不足しているのか、技術の問題なのか。

それについてこの記事で考えていきましょう。

 

今回読んだ本は「バナナの魅力を100文字で伝えてください」柿内尚文さんの著書です。

 

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まずはこの本の目次です。

 

◆目次◆
  • 第1章 人は、正しいかどうかではなく「伝わったこと」で判断する
  • 第2章 「伝わる」は7階建て構造
  • 第3章 伝える技術 伝わる技術
  • 第4章 「伝わる」人が実践している4つの行動
  • 第5章 「伝えるのが面倒な人」への対応策

 

この「バナナの魅力を100文字で伝えてください」より、こころにとまったフレーズをまとめていきます。

 

伝え方で押さえておきたいこと

1.人は、伝えてもらわないとわからない
2.ただ伝えるだけでは伝わりにくい。うまく伝えないと伝わらない。伝え方には技術がある。
3.言葉だけでなく「態度+表情」も伝わるための大きな要素

 

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二重人格になろう

性格と仕事は切り離そう。
お笑い芸人でテレビではすごく活発で面白い人が、プライベートでは物静かという話もよく聞く。
こんなことを言ったら相手に嫌がられるかも、誤解されたらイヤだ、というような不安もあると思うが
伝えないままでいると、その事柄は相手にとっては存在しないことと等しい。
存在を示すためにも、まずは伝えよう。
性格を切り離して、別人格になったつもりで伝えよう。

 

 

一度伝えただけで伝わったと思うのは危険

一度で伝わらない時、それでも伝えたいのであれば、繰り返し伝えることが必要。
何が伝わって、何が伝わっていないかを確認する時間を作ろう。
打合せの最後の5分を使って、その日打ち合わせた内容をあらためて相手に話してもらう時間を作ろう。
記憶力や集中力の差もあるが、人はかなりの情報を忘れてしまう、もしくは最初から聞いていない。


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エビングハウス忘却曲線

20分後には約42%を忘れる
1時間後には約56%を忘れる
9時間後には約64%忘れる
1日後には約66%忘れる
2日後には約72%忘れる
6日後には約75%忘れる
1か月後には約79%忘れる

 

 

伝える量と伝える質は分けて考えよう

「伝える不足」→量の問題、頻度が足りない
「伝え方下手」→質の問題、工夫が足りない

 

 

伝わるとは

伝わるとは、相手が理解する、腑に落ちる、納得すること
相手が理解し、腑に落ちていないならば、それは伝わったことにならない

見える化をしよう
話がわかりやすいといわれている人は、「見える化」の達人。
相手の頭の中にイメージが浮かぶように伝える。


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魅力や価値を「見える化」する方法

魅力や価値は、比較をすることで明確になる。
比較することで違いが見える化し、魅力が浮き彫りになる。
・具体的な数字を使って比較
・ダメな部分を伝え、良い部分を引き立たせる
・「フリ」と「オチ」を意識し、振れ幅を大きくして、より価値を見える化する
・具体的な「たとえ」を入れる
・ネーミングを工夫する

 

 

魅力的に見えるネーミングの法則

・伝えたい相手の「自分ゴト」になるように
・「新しい発見、気づき」と共感を入れる
・「キーワード」を入れる
・意味が分かりやすく伝わりやすい
・テンポ&リズムがいい
・コンパクト
・少しベタ
・流行りの言葉などとかけあわせる
・魅力をまとめてみる
・たとえる
・頭文字などを使って造語にする(GAFAなど)

 

 

まとめ

相手に伝えるには、さまざまな技術も必要なことがわかりました。

相手がイメージできるようにする、自分ゴトになるようにする、比較で魅力を見える化する、などを意識して伝えるようにしていきましょう。