【買ったらダメ】高配当投資で買ってはいけない銘柄

投資の1つのスタイルとして、「高配当投資」があります。

この「高配当投資」は、買ってはいけないモノを買わず、配当利回りがよいモノを買い、あとは配当金をもらい続ける「夢のような投資法」です。

配当利回りがよいモノ、はシンプルでわかりやすいのですが、「買ってはいけないモノ」とはなんでしょうか?

この記事では、「高配当投資」で「買ってはいけないモノ」について解説します。

 

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今回読んだ本は、

10万円から始める高配当株投資術

坂本彰さんの著書です。

 

このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。

ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。

このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。

本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
  • 第1章 株で着実に資産をつくるために知っておくべき7つのこと
  • 第2章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない株」
  • 第3章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない業種」
  • 第4章 すべてのシナリオでは勝ち抜ける投資法
  • 第5章 高配当株では1億円儲けるためにすべきこと

 

以下に「10万円から始める高配当株投資術」から、買ってはいけない株についてを中心にまとめていきます。

 

なぜ高配当投資なのか

相場下落字も株価が比較的安定する。

株価が下落しても配当金は変わらないので、配当利回りが上昇することになる。

すると、高い配当利回りそのものが1つの好材料となり、株価が反発していく。

 

 

金のニワトリを育てよう

金の卵を産むニワトリを育てるのはもちろん、生まれてきた金の卵もあたためてヒヨコにする。

たくさんの金の卵を産む養鶏場をつくるまでに成長させていくのが、本当のお金持ちになる人の考え方。

 

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少額投資から始めよう

少ない銘柄への集中投資は、精神的にキツイ。

そして、投資に絶対はない。

複数の銘柄に分散投資をすることで、各銘柄の値動き、業績推移などの変化を比較でき、集中投資と比べて多くの経験を積むことができる。

その中で本当に強い株を見つけたら、特定の銘柄へ投資割合を増やしていけばいい。

 

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多額の有利子負債がある株は買ってはいけない

有利子負債は、家計で例えると「借金」

多くても純利益額の10倍までとし、それ以上の有利子負債を抱えている会社は買ってはいけない

 

 

売上や利益が毎年大幅に動く会社・業種は買ってはいけない

大きく利益を伸ばした翌年に、大幅に業績が悪化したり、赤字に転落したりなど、順調に成長拡大していかない会社・業種は買ってはいけない

数年に一度赤字決算があるような、赤字体質の会社は買ってはいけない

 

 

高PERの会社は買ってはいけない

PERは15倍以下。

成長率が10〜15%の株が、PER10倍以下なら非常にお買い得。

 

 

モノマネ企業は買ってはいけない

値下げしか戦う術がないような、モノマネ企業は買ってはいけない

不景気時だけでなく、好景気時でも、終わりのない価格競争に巻き込まれ続け、万年利益が出ない。

売上高利益率が5%以上ならば高収益企業として合格、10%以上なら非常に優秀。

 

 

不適切会計、粉飾決算が疑われる会社は買ってはいけない

自己資本比率が低い会社は、借入が多い会社とも言える。10%以下は危険。

売上高に対する利益率がとても低いのに、赤字にならない会社は買ってはいけない

 

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まとめ

今回は、高配当投資において、買ってはいけない株についてまとめてみました。

具体的な基準では

1.有利子負債は純利益額の10倍まで

2.数年に一度赤字になるような会社は買わない

3.PERは15倍以下

4.利益率は5%以上

5.自己資本比率は10%以上

ということでしたね。

 

この基準で少しづつ買って、金の卵を産むニワトリを育て、一緒に大きな養鶏場を作っていきましょう!

もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。