【地獄の特訓】社員教育研究所って実際どうか聞いてみた

あなたは「社員教育研究所」をご存じですか?

「地獄の特訓」を受けた営業マンに聞いてみました。

 

社員教育研究所は、Googleサジェストでは「社員教育研究所 やばい」や「社員教育研究所 パワハラ」などが出てきますね。

実際に記事を調べてみると、駅前で大声で自己紹介をさせられたり、このご時世に携帯電話を没収されたりと、結構大変な研修のようです。

 

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過去には訴訟が起きた例もあります。

50歳の男性が過酷な研修で障害が残ったとして当時在籍していた会社に対して訴訟を起こしました。

研修には24kmを4時間で歩かせる訓練が複数回あり、連帯責任で同僚に迷惑をかけること、解雇されることを恐れて脚を痛めながら続けたため、関節可動域が狭まる障害が残ったそうです。

 

実は私の知っている会社でもこの研修を取り入れていたりします。

先日、その「地獄の特訓」を受けた営業マンに実際に話を聞いてみました。

その営業マンとは仲がいいのでよく話すのですが、至って普通のお兄ちゃんです。

ちなみにこの会社はブラック企業かと言われると、おそらくそんなことはないと思いますし、離職率も高くありません。

 

受けてどうだったか聞いた結果、「地獄の特訓中は大変で、もう受けたくはないけど、受けて良かった。受ける価値はあった」そうです。

一番何がよかったかというと、「度胸がついた」そうです。

おそらく洗脳はされてはないと思うのですが…

 

営業には度胸が必要な部分もありますし、実際その会社は営業成績もかなり良いので、営業マンの研修には良いのかもしれませんね。

 

そんな地獄の特訓をする会社のトップセールスはどんなことを考えていたのか、この人が心に留めていたことを書き記したノートを抜粋したものになります。

 

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今回読んだ本は、

営業嫌いだった人が1億売る人に変わる仕事ノート

小学校の教員から、地獄の特訓で有名な社員教育研究所トップセールスになった朝倉千恵子さんの著書です。

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このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についての参考になった点をまとめています。

レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。

 

まずはこの本の目次です。

このような内容がこの本には載っています。

 

◆目次◆
第1章 言葉の使い方、言い方ひとつで人生が大きく変わります
第2章 工夫がなければ仕事は面白くなく、目標も達成できない
第3章 仕事のできる人は「何のために働くのか」を理解している
第4章 好かれる人、嫌われる人。魅力のある人、話題にならない人。ここが大きく違います
第5章 逆境。大ピンチ。どう考えるかでその後の運が開けます
第6章 売れない時代こそたくさん売る人になれるとっておきの考え方

 

以下に「営業嫌いだった人が1億売る人に変わる仕事ノート」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。

 

 

マチュアはプロセスを問われるが、プロは結果しか問われない

上司から強く結果を求められているのであれば、プロとして認められている証拠。できる部下にはとやかく言わない。

 

確かに私も心配な部下には、色々細かくプロセスを確認しますね。

もう少し認めて任せてみてもいいのかもしれません。

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「2位でいいじゃないか」という人はきっと2位にもなれない

絶対にトップを取ると決めている人でないとトップにはなれない。

 

なんか聞いたことあるフレーズですね…

 

結果を出すためにあえて人の逆をやる

あえて人の逆を行くと競争率は低くなる。勝算ありと思えばあえて常識の逆を行く。度胸と発想力が大事。

 

なかなかパワーがいるのですが、これは経験上結構成功率が高いと思います。

が、自分でやるならまだしも、他人にこれをやってもらうには、かなりの熱量がいりますよね。

今、このタイミングでしかできないことは、常識の逆でもやるべきですね。

発想力を高めるためにも幅広い情報収集能力は必要だと思います。

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ビジネスあいまい用語はやめる

「とりあえず」「いちおう」はまぁいいかにつながる。事実は事実、意見は意見として分けて話をする。

 

正直これは口癖のように出てしまう人もいますね。

口癖は自分ではなかなか気づけないので、誰かに会議などは見てもらって、客観的に指摘もらうことが大事そうです。

 

営業は、相手が興味を示しそうな言葉を見つけるのが大事

成功事例などを交えて、情報交換を兼ねたご挨拶をさせていただくことは可能ですか?など、単なる売り込みではなく、会うに足る有用な情報を持っていると思ってもらう。

 

成功事例を持つ、それを共有することは大事だと思います。

 

まずは自分が売る商品のファンになる

自分の言葉で商品の良さをアピールし、買いたくなるようなイメージを物語として提供する。

 

営業トークの精度を上げていくためのトレーニングとして、取り組んでいこうと思いました。

 

まとめ

トップ営業マンだけあって、多くの言葉に重みがありました。

社員教育研究所の研修は受ける気は全くありませんが、そのエッセンスは感じ取れる一冊かと思います。

他にも全部で100個以上の仕事ノートからの引用があります。

人によって必要な内容、感銘を受ける内容は様々だと思いますので、読んで損はない一冊だと思います。