ボックス銘柄で稼ぐ投資術
今回読んだ本は、
「うねりチャート底値買い投資術」
この本は一言で言うと、「ボックス銘柄で稼ぎたい」と思う人向けの本です。
この本は、マーケティングのコンサルティング会社の社長で、投資系YouTuberの上岡正明さんの著書です。
私は上岡正明さんのYouTubeはいつも楽しみに聴いており、上岡さんの相場観はいつも参考にしていますので、この本は以前から読んでみたかった一冊です。
うねりチャートの話もYouTubeではたまに話題に上がっているのですが、具体的に解説はなかったと思いますので、気になっていました。
YouTubeの内容も非常に参考になりますので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。
このブログでは、サラリーマンや副業、株式投資を行なっている人向けに、私が読んだ本についてのレビューをまとめています。
私は投資関連の本やビジネス書を好んで読む事が多いです。
投資の本は、その人のお金にまつわる考え方や、今その考え方に至った背景が見られるので、非常に参考になります。
また、サラリーマンとして管理職をしていますので、ビジネス書もスキルアップのために読んでいます。
人によって知識や趣味嗜好に偏りはどうしてもあるため、同じ本を読んでも参考になる部分、ならない部分は異なってくると思います。
レビューが参考になりましたら、是非実際の本を手に取って読んでみて下さい。
この記事では、「うねりチャート底値買い投資術」を読んで、心に残ったことをまとめていきます。
株はタイミングさえ謝らなければ絶対に負けないゲーム
安いところで買って、高いところで売る。
株の資産作りはタイミングが5割。
小さな暴落は1年に1度、暴落は3年に1度、大暴落は7年に1度必ず来ること。
つまり勝負どころは年に1度、大勝負は3年に1度、天下分け目は7年に1度来ることになる。
資産を大きく増やした方は、暴落を味方にしている、という話はよく聞きます。
今現在もウクライナ情勢や利上げにより株価が大きく下落しており、暴落と言ってもいいような局面になっています。
私は現在資産を大きく増やすチャンスだと捉えて、大きく買い増しをしています。
が、問題は、これが暴落で終わるのか、ここからさらに大暴落が来るのかが正直わからないので、自分の資金が持つのかどうかが正直不安ではあります。
さらに大暴落が来た時に勝負をかけるための資金管理が重要ですね。
タイミングにはうねりと循環の2種類がある。
うねりとは3ヶ月、6ヶ月、長くても1年程度の期間にわたる株の値動きのこと。
循環は、景気や政治に左右される、長い時は7年以上かけて大きな相場を作る値動きのこと。
数億円の資産を株で手に入れた投資家は、ほとんど全てといってもいいほど、この循環を味方につけた人である。
循環相場で一気に資産を増やしていく。
今はコロナ禍での上昇相場は終わり、上岡さんのいうところの循環相場は一旦終了になったと考えて良さそうです。
次の循環相場がスタートするまでは、うねりの中で稼いでいくことになりそうです。
うねりチャート底値買い
これがこの本のタイトルにもなっている、うねりチャート底値買いですね。
ボックス銘柄を選び、ボックスの底値近くで分割して買い、上値のレジスタンスライン近くで一括売却する、ということでした。
私の実践している高配当投資では、基本的に売却はしないのですが、例えばタマホームなどはボックス銘柄ですね。
この銘柄に関してはこのうねりチャート底値買い&レジスタンスライン一括売却はやってみようと思います。
銘柄をロックオンする。
同じ銘柄でテンポ良く利益を上げて行く。
利益の7割は同じ銘柄。
銘柄は選ぶものではなく固定するもの。
すでに厳選してある樹木から、1番美味しく実っている果物を選び取る。
同じ銘柄で売買をしていくことは、今まであまりやった事がありませんでした。
確かに同じ銘柄で繰り返した方が精度は上がっていきそうです。
利益確定した後に株価が上昇したら悔しいので、売却後はあまりその銘柄をチェックすることはなかったのですが、今後はチェックしてみようと思いました。
まとめ
YouTuberとしても活躍しているだけあって、内容の構成も上手く、読んでいて飽きない内容でした。
投資方法も実践的で、非常に勉強になる内容です。
他にも多くの著書がありますので、読んでみてはいかがでしょうか。