【20分で見つかる】99%勝てる株の見つけ方
99%勝てる株、知りたくありませんか?
株で99%勝つ手法とは、「長期的に配当の成長が期待できる株を購入し、投資額を早期に回収する」という手法です。
この記事で、その考え方と手法をご紹介します。
今回読んだ本は、
「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」
山本潤さんと皆木和義さんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 序章 株の真髄は「成長株投資」である
- 第1章 本邦初公開!99%勝てる株が見つかる11のシンプル計算
- 第2章 いま仕込んでおくべき成長株を紹介
- 第3章 成長株選びに欠かせない経営者、経営戦略、ビジネスモデルの見極め方
この本の中から、99%勝てる株の見つけ方についてご紹介します。
「株価」は予測不可能だが、「配当」は予測可能
株式投資の利益は、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」に分かれる。
キャピタルゲインは、保有銘柄を買った値段より高く売ることによる利益。
インカムゲインは、配当。
短期の株価の値動きは、誰にも当てることはできない。
しかし配当は、財務内容と経営者の意思で決まるため、予測は可能。
株式投資の失敗とは
株式投資の失敗とは、「株価の下落」ではなく、「配当がなくなる」こと。
毎年の配当が有れば、株価が下がったとしても、配当収入の総額が損失を上回る時点がくる。
成長株投資で重視すべきこと
成長株投資で重視すべきことは、「配当の安定性・成長性」
成長株を見つけ出し、長期的に再投資していけば、「配当」だけで元本を超える結果が残せる。
99%勝てる株の見つけ方
1.利益率が高い企業
2.配当金を多く出す企業
3.増収継続企業
4.しっかりと計画を外部に公表する企業
5.商品の先行きが明るい企業
の全てを満たし、その中から「株価が割安な企業」を見つけ出す。
1.利益率が高い企業とは
営業費用売上比率1.15以上。
営業費用売上比率とは、売上÷総費用(売上−営業費用)。
利益率の高い企業は、20年経とうが依然として高収益であり、低収益企業は何年経とうが低い収益のまま。
2.配当金を多く出す企業とは
3.増収継続企業とは
4.しっかりと計画を外部に公表する企業とは
中期経営計画があるかどうか。
高い目標を掲げ、その目標に向かっていくことが会社を成長させる。
中期経営計画が無くても、ホームページに「社長のインタビューや株主通信」や「企業の決算説明会の資料や動画」など、経営の数値目標がある場合はOK。
5.商品の先行きが明るい企業とは
対象の企業の提供する商品が20年後もありそうかどうか。
今よりも将来の方がもっと売れるかどうか。
まとめ
今回は、99%勝てる株の見つけ方についてまとめました。
確かに配当金が毎年入って来れば、いずれは勝つことができますね。
現在の私の保有している銘柄だと、配当利回り4%なので、減配がなければ単純に25年で投資回収できることになります。
さらにこの銘柄たちが増配してくれるのであれば、さらに投資回収は早くなり、さらに配当金を再投資することで大きく資産を増やすことができますね。
配当利回りの高さだけでなく、配当金の成長も考えて投資をすべきだと感じました。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。
あなたが投資で損する6つの理由
投資で儲けるためには、自分の心に打ち勝つ必要があります。
そのためにまず、行動経済学を学び、「心理的な動き」と「実際の行動」を比べてみましょう。
行動経済学で、損をしてしまう理由を見出すことが、賢明な投資家になる第一歩に繋がります。
今回読んだ本は、
「なぜか投資で損する人の6つの理由」
川口一晃さんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 1章 「損したくない!」強い思いが損を呼ぶ プロスペクト理論
- 2章 何気なく刷り込まれた情報に踊らされて アンカリング効果
- 3章 かけたお金と手間を惜しむ気持ちが… サンクコスト
- 4章 お金を「差別」すると痛い目に メンタルアカウンティング
- 5章 「情報持ち」にお金持ちは少ない⁉︎ 決定マヒ
- 6章 もっともらしい数字こそ疑ってかかれ ギャンブラーの誤諺
- 付章 赤信号、みんなで渡るから損をする ハーディング効果ほか
この本には、投資家が相場で勝つために参考となる「行動経済学」について多く記載されています。
この中からいくつかピックアップしてご紹介します。
プロスペクト理論
「損をしたくない」「損を認めたくない」という気持ちが強いために、かえって損をしてしまう。
「損失を避けたい」「損失を確定したくない」という気持ちが、売却するのを後回しにしてしまう。
これが「損切りができない」という行動になって表れる。
これにより、利益は小さく、損失は大きくなりがちになってしまう。
プロスペクト理論の回避方法
購入した段階で「○円まで上昇したら売却する」と決めておき、まずそれを実行すること。
株を購入した段階で、目標の金額になったら自動的に売却する注文を出しておくことも有効。
アンカリング効果
最初の数字や情報などが、碇(アンカー)のように心に深く刺さり込み、その後の判断に影響を与えてしまうことを「アンカリング効果」という。
株式相場では、下落トレンドへの転換を当てるより、上昇トレンドを当てた方が評価される。
そのため、上昇トレンドの時のレポートには、自ずと力強い表現が目立つ。
こういった表現ばかりがいつの間にか心に深く刺さり、アンカリングされていく。
そのため、ついそのスタンスで相場を見てしまいがちになってしまう。
アンカリング効果の回避方法
トレンドに強いテクニカル分析を使用しよう。
マーケットには、「トレンドが生じている場面」と、トレンドが表れない「レンジ相場」の2つの局面がある。
レンジ相場では、「RSI」や「ストキャスティクス」などのテクニカル分析を使い、「買われすぎ」や「売られすぎ」を読み取る。
サンクコスト
過去に投資したお金や時間などのコストが影響し、損失を確定したくない、もったいないという気持ちとあいまって、将来の行動にマイナスの影響を与えてしまうことを「サンクコストの過大視」という。
投資の世界でも、自分の読み違いを認めたくないという思いでナンピンし、1つの銘柄に固執することによって泥沼にハマってしまうことが多い。
サンクコストの呪縛から逃れる方法
後々の費用と効果を比べて、続行した方がいいかを客観的に考え、効果が認められないならスッパリ辞める。
自分が上昇すると思って買った株式が、期待に反して下落したならば、「負けた」「間違った」という認識をしっかり持ち、その間違った要因を分析すること。
まとめ
今回は、投資で損をしてしまう6つの理由の中から、行動経済学の理論を使って3つの事例と解決方法を紹介しました。
残りの3つの理論も知ってみたい方、もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。
【メンタル超重要】株式投資で勝ち続ける投資家に共通するメンタル
株式投資で勝者と敗者を分けるのは、あなたの心理状態、メンタルです。
株式投資で勝ち続ける投資家に共通する「メンタル」知りたくありませんか?
勝ち組投資家になるための「株メンタル」に関して、この記事でお伝えします。
今回読んだ本は、
「株メンタル」
投資系YouTuberの上岡正明さんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
以下に「株メンタル」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
株式投資は「誰でも勝てる」心理ゲーム
リスクを受け入れる
あらかじめどれぐらいのリスクなら許容できるかを決めておくこと。
そのリスクと期待値の間で、自分の心をコントロールできるのであれば、そのエントリーポイントは買い。
大きなチャンスは遅れてくる
大きなチャンスというのは、自分が考えるタイミングよりも遅れてくる。
欲望や恐怖のままに行動しない仕組み、壁となる仕組みを作ることが大事。
例えば余裕資金は1つの銀行口座に置かずに、複数の証券口座に預けておくなど。
監視銘柄は普段から整理する
目標金額は決めない
目標金額を決めると、自分の中で欲望が強く発生してしまう。
大きな失敗をすると、無意識にプレッシャーを感じ、今度はそれを取り返そうと無理をしてしまう。
まとめ
今回は、YouTuberの上岡正明さんの「株メンタル」についてまとめてみました。
書いてあることは非常にシンプルなのですが、おそらく確実に実践することは難しい。
定期的に読み返して、体に染み込ませるしかないのかな、と思う一冊でした。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。
【3分で読める】今日から使えるお役立ち経済理論
なぜ世界には資本主義国家と社会主義国家があるのでしょうか?
世界初の社会主義国はソビエト連邦で、現在は中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバの5カ国だけだそうです。
ロシアは違うんですね。
学生時代に社会の時間で習ったことも多いはずなのですが、大人になって現代の政治や経済ニュースを見るときに改めて実感できる経済理論も多いと思います。
大人になってからもう一度、経済理論について学んでみませんか?
今回読んだ本は、
「教養として知っておきたい33の経済理論」
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第1章 今日から使えるお役立ち経済理論
- 第2章 顧客の心理を読み解く経済理論
- 第3章 歴史を変えた経済理論
- 第4章 大人として知っておきたい経済理論
- 第5章 現代世界を動かす経済理論
この「教養として知っておきたい33の経済理論」からいくつかピックアップしてまとめていきます。
コンコルドの誤謬
たくさんの投資をしたプロジェクトは、途中で失敗だとわかってもなかなかやめられない。
このような事象は、日常生活から国家ビジネスまで非常によくある。
公共事業においても「コンコルドの誤謬」は起きやすく、特にダムの建設など、何年もかかる大きな公共事業の場合、途中で状況が変わって不要になることはままある。
「勇気ある下山」ができるかどうかが大切。
無制限のゲーム
1回きりのゲームでは、人は自分のことしか考えないが、無制限にゲームが繰り返されると、相手と協力するようになる。
「都会の人は冷たく、田舎の人はあたたかい」とよく言われるのは、都会の人は隣人とその後の人生で深く関わり合う可能性が低いから。
ネットの世界で人が非常に攻撃的になるのも同様。
最後通牒ゲーム
人は自分が損をすることになっても、誰かが特になることを拒むことがある。
税務署には脱税の密告が時々寄せられるが、ほとんどはごくごく近しい身内によるもの。
アダムスミスの経済理論
あらゆる階層の人々が、それぞれの担税力に応じて納税すべき。
生活必需品への課税は、あらゆる階層へダメージを与える。
しかし、贅沢品への課税は経済社会への害はほとんどない。
ヨーロッパの間接税はこの提言を組み入れており、贅沢品には高い税率が課せられ、生活必需品は低い税率だったり免税になったりしている。
日本の消費税のように、ダイヤモンドにも米にもほぼ同じ税率がかかるような乱暴な間接税は、世界的に見ても珍しい。
マルクス資本論
資本家と労働者の関係では、資本家の方が圧倒的に強い。
だから労働者というのは、必ず労働者から搾取しようとする。
資本家の搾取をやめさせるためには、労働者が社会の中心にならなくてはならない。
この考えをもとに、搾取されるものも搾取するものもいない平等な社会を実現することを目的としたのが社会主義。
結果として競争がなくなり、産業の発達は遅れ、共産主義国家は崩壊していく。
マルサスの人口論
まとめ
学生時代には、単純に詰め込みで覚えていた経済理論も、改めて見直すとわかりやすいものも多いですね。
日本の消費税も改めて考えてみてもいいのかもしれませんね。
現在の軽減税率は飲食物と、なぜか新聞が特例として対象となっています。
新聞は「思索のための食料や栄養源」という考え方らしいですが、私が好きな書籍も同じですよね。
贅沢品だけ高い税率、というのは色々な政治団体の制約もあり難しいのでしょうが、改めて検討してみてもらいたいものです。
この本には全部で33もの経済理論が分かりやすく説明されています。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。
【2分で読める】r>gピケティの「21世紀の資本」
「勝ち組」「親ガチャ」産まれた時点で既に大きな格差があると思いませんか?
政治家の子供は政治家に、医者の子供は医者に、お金がある家庭の子供は質の高い教育を受け、さらに富を増やす。
現代では、「富の不平等」がどんどん拡大しています。
その経済格差を阻止する考え方、フランスの経済学者、トマ・ピケティの「21世紀の資本」が注目されています。
今回読んだ本は、
「一番やさしいピケティ超入門」
中野明さんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 1章 「21世紀の資本」は何のために書かれたのか?
- 2章 「r>g」とは、いったい何を意味しているのか?
- 3章 歴史を通して見た「不平等」の真実とは?
- 4章 経済格差は本当に拡大しているのか?
- 5章 経済格差の進行は食い止められるのか?
以下に「一番やさしいピケティ超入門」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
ピケティの主張とは?
r>g
rは資本収益率。
gは経済成長率。
経済成長が停滞して労働所得が伸び悩むと、資産を所有する「富める者」がさらに富む一方、資産を所有しない「貧しい者」がさらに没落する。
歴史的事実としてのr>g
日本の場合、1950年代から70年代初めにかけて、年9%遠超える経済成長を達成した。
また現在の中国も年7%の成長維持している。
過去の歴史を振り返ると、極めて特異な事例。
r>gは民主主義もむしばむ
r>gが継続すると、富を持つ人は、子に対する充実した教育を与え、豊富な遺産を残し、高い政治的発言力を持つようになり、さらに富が集中していく。
このように遺産相続や資本収益が有利に働く社会は、平等な環境での競争や機会の均等、さらには自由への平等なアクセスすら著しく損なう可能性がある。
r<gの時代とは?
歴史的に見てもほとんどの時代がr>g。
r<gの時代が起きた理由は、戦争で資本が破壊され、インフレが起こり、技術革新やさしい戦後復興、人口増加により大きな経済成長をしたことが要因。
格差社会を食い止める資本に対しての増税
世界中のあらゆる資本に対して、1回限りではなく、年次で、累進的な課税を行う。
これが実現できれば、莫大な資産を有する人は、結構な額の税金を毎年納税することになるため、非効率な資産を切り離すインセンティブとなる。
結果、流動化が高まった資産は、より効率的に運用できる人の手に渡り、資産全体の運用効率が高まる。
まとめ
岸田首相の提言する「新しい資本主義」には、この資本に対する累進課税はあっていそうですね。
少なくとも株式投資の利益への増税よりもはるかに良さそうです。
ただ、この資本に対する累進課税は、まず世界中の人々の資産を把握することが第一条件となるため、実現は難しいのかもしれません。
日本ではマイナンバー制度やインボイス制度により資本の捕捉が少しづつ進んできている気はしますが、抵抗しているのはこのような資本家サイドなのかもしれないですね。
格差社会で少しでも上位に位置するためにも、今から少しずつでも資産運用を行い、資本家サイドへ移っていきたいものだと感じました。
「戦略」「戦術」「目標」ごっちゃになってる人めっちゃ多い説
最近会社で、戦略とか戦術とか偉そうに言ってる人がいませんか?
まずその言ってる人、戦略と戦術と目標の違い、本当にわかっていますかね?
この記事で、「戦略」「戦術」「目標」の違いを解説していきます。
今回読んだ本は
「良い戦略、悪い戦略」
リチャード・ルメルトさんの本です。
まずは、「戦略」「戦術」「目標」の違いを明らかにしていきましょう。
この3つ、使い分けはできていますでしょうか?
「戦略」とは
戦略とは、組織が前にすすむにはどうしたらよいかを示すものである。戦略を立てるとは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するかを考えることである。
戦略とは、企業が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」である。
「戦術」とは
「目標」とは
期限を決めて、どこまでやるのかを数値で達成水準を定めること。
ではここから、リチャードルメルトさんの「良い戦略、悪い戦略」から心に残った点をまとめていきます。
戦略とは
現在、戦略として発表されるものは、専門用語や業界用語によるごまかし、美辞麗句で飾られた空疎な目標になっているものが大半。
戦略は何をどうやって実現するのか、それはなぜなのかを示さなければならない。
そうでなければ単なるスローガンと同じ。
良い戦略とは
良い戦略とは、十分な根拠に基づくしっかりとした基本構造を持ち、一貫した行動に直結するもの。
この基本構造は3つの要素からなる。
1.診断
問題の根幹を捉える
2.基本方針
困難な状況に立ち向かう方法を固め、他の選択肢を排除する
3.行動
行動を起こすためには組織のエネルギーを結集する必要がある。
そのためには「近い目標」が有効である。
また、変化のうねりを早期に捉え、うねりに乗ることも重要。
戦略思考を高めるテクニック
大切なのは「重要であること」と「できること」
できることを洗い出し、十分に考えた上で、大切なことから全体を組み上げていく。
根本的に問い直し、「診断」する
正しい判断を行うためには、客観的な分析を行い、健全に疑っていくことを心がける。
- 第一感は疑え
第一感から出発した最初の答えを一度は破棄すべき。
重要な意思決定を直感に任せることは危険。
- 問題そのものを問い直す
何をすべきかの前に、なぜそうするのかを問い直す。
- 群れる心理
みんなが大丈夫だと言っているので大丈夫、ということはない。
それぞれの人は確固たる根拠もなく、周りの空気に流されているだけ。
- 内部者の視点
自分自身や所属する集団、プロジェクトなどが特別で別格の存在となり、周りが見えなくなってしまう。
まとめ
まずは「できること」を洗い出し、その後大切なことから組み上げていくのが重要だということでした。
意外とこのできることを洗い出すことから始める、というのはあまりできていないのではないでしょうか?
この記事で、戦略、戦術、目標を理解していただき、明日からの仕事に生かして下さい!
【ひろゆき流】コミュ障を治す方法
もっと「コミュ力」をつけたいと思いませんか?
2ちゃんねるのひろゆきさんのように、論破力、プレゼン力を得たいと思いませんか?
この記事には、「コミュ障」「隠キャ」から脱出するするヒントがあるかもしれません。
今回読んだ本は、
「無敵のコミュ術」
ひろゆきさんの著書です。
このブログは、忙しい方向けの【時短読書】を目的に作成しています。
ビジネス書や投資本を中心に私が実際に読んだ本について、要約をしています。
このブログで本の要点を掴み、さらにもっと多くのことを得たいと思ったら、実際の本を手に取って読んでみて下さい。
本屋さんに行っても、何を読めばいいのかわからない、という方にも参考になるブログを目指しています。
まずはこの本の目次です。
このような内容がこの本には載っています。
- 第0章 コミュ障でもなんとかなる
- 第1章 会話の「型」を知る
- 第2章 がんばらない勇気
- 第3章 人とうまくつきあう
- 第4章 的確に伝える
- 第5章 人を動かす
以下に「無敵のコミュ術」を読んで、私なりに心に残ったことをまとめていきます。
人の性格は変わらないから行動を変えよう
大人になってから性格を変えるのは、相当難しい。
そもそも性格というのは、持って生まれた性質という部分が大きく、生まれた段階でほぼ決まっているらしい。
性格を変えるのは相当難易度が高いが、行動パターンを変えるのはそれほど難しいことではない。
例えば、礼儀正しくしなければならない状況になれば、問題なく実行できる。
ただ「できるけどやっていない」だけ。
性格はそのままでいいから、それを周囲に気づかれないように行動を変えればいい。
会話をパターン化しよう
相手が誰であっても使える質問がいくらでもある。
大学生であれば、どこの大学?サークルは?専攻は?など。
社会人であれば、今の仕事は何年目か?など。
初対面の人との会話は実は一番気楽。
これまでの蓄積がなく、踏まえる情報もないので、まっさらなところから会話をスタートできるから。
会話というのは、意味の無い雑談の集大成でしかないので、適当でいい。
話し上手は喋らない
人間というのは、相手に自分の話を聞いてもらいたい生き物。
雑談の場というのは、話を聞く場所である。
会話のボールを自分で持たない
会話は言葉のキャッチボール。
ボールを自分で持たない、ということを意識しつつ、キャッチボールを繰り返そう。
「そうなんですね」という相槌ではボールを返せていない。
「それは大変でしたね」など、会話のボールを相手に渡す相槌をうつ。
無口を克服する方法
コミュ障に悩んでいる人の多くは口下手。
自分は口下手だと思い込んでいて、ますます口が重くなってしまうという負のループから抜け出せない人が多い。
そういう人は、「ほぼ失敗しないコミュニケーション」から始める。
挨拶しないで損することはあっても、挨拶して損することはほぼない。
感じのいい人だなと思われたらラッキー、というぐらいの軽い気持ちで、日々の習慣にするといい。
動じないひろゆきの思考法
リアルタイムにこだわらない
会議で発言することが苦手な人は、アウトプットの方法をもっと考えればいい。
有益な情報を持っているのであれば、別にリアルタイムで披露する必要も無い。
事後にメールや、会議前に資料にして配布しておくなど、自分の得意なやり方で伝えればいいだけ。
論破しない
意気揚々と「論破」という行為をすることは、二流の人のやること。
どんなに正しい、論理的な主張をしていたとしても、相手の逃げ道を全部潰して、ぐうの音も出ないほどまでに言い負かしてしまうというのは、得策ではない。
相手を論破したところで、「マウントがとれて、ほんの一瞬だけ自分の承認欲求が満たされる」程度のことしか起きない。
嫌われたり恨まれたりし、結果的に「相手を思惑通りに動かす」ことなんて到底できない。
ずるい説得の技術
本人に「自分の意思は、誰かにコントロールされている」と気づかれないように誘導しつつその人を動かす。
論破なりをすることで、「他人の考え方は変えられるものだ」という考え方そのものが間違っている。
まとめ
ひろゆきさんといえば、「論破王」のイメージが強いですが、その人から「論破してはいけない」と言われると、確かにと思えるのが不思議ですね。
相手を論破せずにコントロールすることは、会社でも早速使えそうです。
また、雑談が長く続かない方は、会話のキャッチボールを適切な相槌で返す、というのも非常に参考になりました。
もっと詳しく知ってみたい方は、ぜひこの本を実際に手に取って読んでみてくださいね。